
AfterShokz AEROPEXをレビューします。
結論から言うと、骨伝導イヤホンなのに音質が良くて最高です。ただしお値段高めなので人を選ぶかもしれません。
理由は以下のとおり。
AEROPEXはワイヤレス骨伝導イヤホン

AEROPEXは骨伝導イヤホンです。
普通のイヤホンの場合は鼓膜を振動させて音を伝えますが、骨伝導は骨を通して音を伝えます。
これにより骨伝導イヤホンは「耳を塞がずに音楽を聴ける」という最大のメリットを享受できます。耳を塞がないので周囲の音はしっかりと聴こえるので「ながら聴き」にばっちりなのです。
骨伝導イヤホンAEROPEXは周りの音が聴こえる

AEROPEXは物理的に耳を塞がないので音楽を聴きながら周りの音も聴くことができます。
普通のイヤホンだと音楽を止めていても耳が塞がっているので聞き取りづらいですがAEROPEXはその心配がありません。いちいち取り外す必要がないのでストレスなく使うことができます。
例えば夜間に音楽を聴きながらランニングをするのはちょっと怖いですがAEROPEXなら周りの音が聴こえるので安心です。
マイクが付いているのでヘッドセットとして在宅ワークやオンラインゲームのチャットなどにも使うことができます。
AEROPEXは軽くて着け心地がいい

AEROPEXはわずか26グラムです。
めちゃくちゃ軽いので存在感がほとんどありません。長時間着けていても疲れることはないと思います。
軽いは正義なのです。
AEROPEXは骨伝導イヤホンなのに音質がいい

骨伝導イヤホンは鼓膜を通さないので普通のイヤホンに比べると音質が悪いです。これは骨伝導イヤホンの宿命なので仕方ありません。
が!矛盾しているようですがAEROPEXは音質がいいです。これまでの骨伝導イヤホンのくぐもった音とは違いクリアに聴こえます。
とは言っても高価格帯のインナー型イヤホンには及びませんが、普通に聴ける音質ではあります。
AEROPEXはIP67防水防塵性能&8時間のバッテリー

AEROPEXはIP67の防水防塵性能です。IP67はある程度の水没にも耐えられるレベルなので汗をかいたり多少の水が掛かるくらいなら全く問題ありません。
バッテリーは最長8時間なので、長距離のランニングや日中付けっぱなしくらいには対応できる容量です。
AEROPEXは音漏れがする

骨伝導イヤホンは本体を振動させて音を伝えるのでけっこう音漏れがします。
小さい音量だと大丈夫ですが、ちょっと大きめに設定するとガンガン外に聞こえます。
大音量で音楽を聴く人は注意してください。
AEROPEXとOpenMoveの違い

ここからは同社製の骨伝導イヤホンのOpenMoveとの違いを解説します。
最も大きな違いは
- OpenMove 10,000円
- AEROPEX 20,000円
の価格差ですが、似たような骨伝導イヤホンなのでどちらにするか迷っている人も多いのではないでしょうか?
AEROPEXは音質がいい
OpenMoveに比べるとAEROPEXは音質がいいです。どれくらい差があるかというと「圧倒的に」いいです。
3秒聴けばすぐにわかるレベルの違い。さすが倍の値段がするだけあります
AEROPEXは着け心地がいい
AEROPEXは着け心地がめちゃくちゃいいです。軽くて柔らかい素材なので着けていて違和感を感じることがほとんどありません。
数値上ではOpenMove29グラム、AEROPEX26グラムとたったの3グラム差なのですが、実際はそれ以上に軽さを感じるレベルです。「AERO」の名前は伊達じゃありません。
AEROPEXは独自の充電端子

AEROPEXは独自の充電端子を採用しています。
全ての面でOpenMoveを上回っているAEROPEXですが、この部分だけはOpenMoveに劣っています。
OpenMoveのようにUSB type-Cにすれば余計なケーブルが増えなくていいと思うんですけどね。おそらく防水性能を優先したのだと思いますが謎です。
AfterShokz AEROPEXは「買い」?

AEROPEXは骨伝導イヤホンとして完成度が高くて素晴らしい商品なのですが、同社のOpenMoveとどちらにするか迷いどころになります。
価格差が2,000円とかだったら間違いなくAEROPEXを推すところですが、OpenMoveの倍の20,000円もしますからね。
イヤホンに「音質」と「着け心地」を求めている人だったらAEROPEXは超オススメです。特に長時間使用する人にとっては着け心地は重要なポイントになると思います。
骨伝導イヤホンにしては音質がかなりいいので音楽も楽しめます。
それ以外の人は半額で手に入るOpenMoveをオススメします。OpenMoveの記事はこちらをご覧ください。

※ 記事中の画像の一部をAFTERSHOKZ公式サイトから引用