HUAWEIのスマートバンドの最新機種、HUAWEI Band 6をレビューします。
結論から言うと、スマートバンドとスマートウォッチの間をとった絶妙なサイズ感で使い勝手がいいです。さらに機能も充実しているのでこれは買いでしょう。
理由は以下のとおり。
HUAWEI Band 6は絶妙なサイズ感

HUAWEI Band 6のサイズは2.5cm×4.3cm×1.0cmです。
これがなかなか絶妙なサイズ感を生み出していまして、まず着けていて全く邪魔になりません。軽くてコンパクトなので存在感が薄く、おかげで寝るときも一切気にならない装着感を生み出しています。
かといってMiスマートバンドのように画面が細長くないので画面表示が見やすいし操作もしやすいのです。
スマートウォッチとスマートバンドの中間を狙ったいい感じのサイズ感だと思います。
HUAWEI Band 6は1.47インチのAMOLEDディスプレイ

HUAWEI Band 6は最近のデバイスの主流であるAMOLEDを搭載しています。
AMOLEDは発色が綺麗ではっきりくっきりと画面が表示されますし、太陽光の下でも視認性は抜群にいいです。

スマートバンドにしては画面が大きいので、時計はもちろんのこと、心拍数やストレス、天気予報などもスマートバンド上で確認することができます。

音楽アプリのコントロールも可能ですが、残念ながらYouTubeMusicは対応していませんでした。他のアプリは試していませんが相性があるのかもしれません。今後のアップデートに期待。

大きな画面を生かしたウォッチフェイスがたくさん用意されています。もちろん無料です。
HUAWEI Band 6のバッテリー持ちは2週間

HUAWEI Band 6のバッテリー持ちはかなりいいです。
実際に次のようなややヘビーな条件で使用したところ10日間ほどバッテリーが持ちました。
- 睡眠モニタリング
- 心拍数ログ
- 着信通知
- メール通知
- ライン通知
- 軽いワークアウト
公式にも「ヘビーユースは10日間」という表記があります。車の燃費と一緒で、バッテリー持ちも大体盛った表示をするのですが正確な数字を出しているあたり好印象です。
となると普通の使い方なら14日間(2週間)は持つことになりますね。これはすごい。
HUAWEI Band 6は96種のワークアウトに対応

HUAWEI Band 6は96種のワークアウトに対応しています。
普通の人ならウォーキング、ランニング、サイクリング、スイミングあたりで十分だと思いますが、少ないニーズにもしっかりと対応しているのは素晴らしいですね。
ちなみに、Xiaomi Mi Watchは117種類のワークアウトに対応しています。どこまで行くんだ…。
HUAWEI Band 6は血中酸素測定&24時間心拍数モニタリングに対応

HUAWEI Band 6は最近のスマートバンドの流行りである血中酸素レベル測定に対応しています。
ダイキンの酸素濃度計(医療機器認証機器)との測定誤差はわずか1%だったので精度は高いと思います。
もちろん心拍数の24時間モニタリングにも対応しているのですが、公式サイトにある「24時間血中酸素レベル測定」はできませんでした。私の設定が悪かったのかなぁ。色々試行錯誤したのですが。
対応アプリのHuawei Healthは使いやすい

HUAWEI Band 6の対応アプリは普通に使いやすいです。
そうそうこういうのでいいんですよね。余計な機能はいらないんですよ。
取得したログを簡単に見れる。デバイスの設定を直感的に変更できる。
当たり前のことを当たり前にしてくれる。なんて素晴らしいことなんでしょう。
HUAWEI Band 6の欠点

HUAWEI Band 6は全てが高レベルですごく使いやすいので欠点という欠点が見当たりません。
ただあえて言うなら、全く同じ機能を持ったMiスマートバンドが半分の値段で買えるということくらいでしょうか。
しかし、こちらは画面が大きいというメリットがあるので単純比較はできないかなという感じ。
そもそもMiスマートバンドは安すぎますからね。
HUAWEI Band 6は「買い」?

ということで、HUAWEI Band 6は自信を持って「買い」とさせていただきます。
スマートバンドに求められている機能全てが高いレベルにあるので買って後悔はしないと思います。
HUAWEIのスマートフォンは一時期日本市場を席巻しましたが、最近ではすっかり影が薄くなっていました。それでもこんなにいい製品を作り続けているんだと思うとちょっと応援したくなりますね。
アメリカの制裁が解けたらまたスマートフォンを売り出してほしいですね。がんばれHUAWEI!
※ 一部画像をHUAWEI公式サイトから引用しています。