
コスパ最強のアクティビティトラッカーであるMiスマートバンド4の後継機種Miスマートバンド5が発売されました。
Miスマートバンド4は軽くて多機能な上に、バッテリー持ちが半端ないというコスパ最強マシンだったので5がどれだけ進化したのか楽しみだったのですが…
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結論から言うと期待外れでした。Miスマートバンド4からの乗り換えは無しです。理由は以下のとおり。
Miスマートバンド5はバッテリーの持ちが最悪

Miスマートバンド5のバッテリー持ちは最悪です。1日に20%減るのでたったの5日しか持ちませんでした。
ちなみに設定は自動心拍数モニタリングと睡眠アシストをオンの状態ですが、同じ設定でMiスマートバンド4の場合は20日持ったことを考えるとちょっとひどすぎますね。
スマートウォッチと違ってスマートバンドはバッテリーの持ちがいいことがメリットの一つですが、その大きなメリットを自ら潰している感じさえあります。
特にMiスマートバンド4は他社のスマートバンドに比べても圧倒的なバッテリー持ちで愛用者が多かったと思いますが、最大の長所が大改悪を受けてしまいました。

Miスマートバンド4の公式サイトでは20日のバッテリー持ちを謳っています。設定次第ではもっといけます。

一方、Miスマートバンド5の場合は14日間と表記。4に比べてバッテリー持ちが悪いのは公式も認めているところです。ディスプレイの大型化とかどうでもいいから長所を伸ばしてほしかったな。非常に残念です。
Miスマートバンド4からの変更点
ディスプレイサイズが0.95インチから1.1インチへ

バッテリー持ちと引き換えに、ディスプレイサイズが若干大きくなっています。
ほんのわずかなの違いなのですが、Miスマートバンド5の方が表示が見やすいです。パッと見て時計が確認しやすいので使い勝手が良くなっています。
タッチパネルの操作性はMiスマートバンド4とあまり変わりません。もともと狭い画面なので、ちょっと大きくなったくらいじゃ厳しいですね。ただ、そもそもスマートバンドは本体よりスマホ側での操作を想定しているので問題ないです。
充電がしやすくなった

Miスマートバンド4は、バンドから本体を取り外さないと充電できませんでした。
これが地味に面倒だったのですが、Miスマートバンド5はしっかりと改善されています。バンドを付けたままの状態で、マグネット式アダプタを接続するだけ。これなら、バッテリー持ち改悪のデメリットを少しはカバーできそうです。
レム睡眠、仮眠を測定する

深い眠り、浅い眠り、覚醒時(夜中にトイレとかで起きた時間)に加えて、レム睡眠、仮眠を測定するようになりました。
項目が増えてグラフが華やかになったので、朝起きて睡眠ログを見るのがすごく楽しみです。
レス睡眠は、学習機能や認知機能、計算機能の改善が見られ、心身を回復する重要な段階らしいです。緑がたくさんあればいい睡眠だったということですね。
その他

そのほかにも、ストレスレベルのログ取得とか、運動を継続させるシステムのPAIの導入とか、細かな点も含めてMiスマートバンド4の正常進化といった感じです。
Miスマートバンド5は「買い」?
スマートバンドを初めて購入する人は「買い」です。Xiaomiのスマートバンドはこの価格帯では敵なしの非常にコスパに優れた商品です。買って後悔することはないでしょう。アプリもすごく使いやすいです。
ただし、頻繁に充電するのが嫌な人はMiスマートバンド4の方がいいです。私もメイン機で使っています。
Miスマートバンド4からの乗り換えを考えている人はオススメしません。バッテリー持ちが悪すぎる。機能が増えたとは言え、基本的にはMiスマートバンド4からのマイナーアップデートなので大きな違いはありません。
Miスマートバンド4は完成度が高いスマートバンドなのでわざわざ買い替えるほどではないと思います。次期モデルのMiスマートバンド6にはGPS搭載のリークがあるのでそっちを待った方が得策でしょう。