
OPPOのスマートバンド、OPPO Band Styleをレビューします。
結論から言うと、Miスマートバンド6と迷っている人はOPPO Band Styleを選んだほうが正解です。完成度が高い上に値段も安いので超オススメです。
OPPO Band StyleはMiスマートバンドをよく研究している

OPPO Band Styleは最大のライバルであるMiスマートバンド6をよく研究しています。その結果、Miスマートバンド6を上回る機能がいくつも搭載されています。
画面の見やすさであったり、血中酸素レベルの継続測定だったり、通常のバンドとは別におしゃれなバンドを標準で用意したりと隙がありません。
しかもMiスマートバンド6よりもはるかに安い4,480円なのでOPPO Band Styleを選ばない理由が見当たらないのです。
OPPO Band Styleは1.1インチ有機ELディスプレイ

OPPO Band Styleの画面は横幅がやや広いので見やすく操作もしやすいです。感覚的にはHUAWEI Band 6に近い感じです。
もちろん画面が大きければいいというものでもありません。特にスマートバンドのように「付け心地」も重視されるデバイスならなおのことです。
しかしOPPO Band Styleの画面サイズは「付け心地を犠牲にしないギリギリのサイズ」なのでアリです。
OPPO Band Styleは血中酸素レベル継続測定に対応

OPPO Band Styleは血中酸素レベルの継続測定に対応しています。これは他社製品には無い機能なので大きなアドバンテージになります。
コロナ禍で俄然注目度が増している血中酸素レベル測定ですが、今やスマートバンド、スマートウォッチには当然のように搭載されています。しかし手動測定がほとんどの中、OPPO Band Styleは自動測定かつ継続測定に対応しているのは素晴らしいですね。
まぁ血中酸素レベルを継続測定できたからと言って大きなメリットはないような気がしますが、出来ないよりは出来る方がいいし、ガジェット好きにはたまらない機能ではあります。
ちなみにこの機能をオンにした場合のバッテリー持ちは最悪です。(後述を参照)
OPPO Band Styleにはバンドが2つ用意されている

OPPO Band Styleには標準で2つのバンドが用意されています。
一つ目はシリコン製のスポーツストラップ、もう一つはメタルバックルがおしゃれなスタイルストラップです。
スマートバンドではおなじみのスポーツストラップはやや野暮ったいのでビジネスシーンやプライベートでも使用シーンを選びますが、スタイルストラップがそれをカバーしてくれる感じです。
別で購入しなくてもいいのは地味にありがたいですね。バンド自体も1,000円近くはしますし。
ちなみにスポーツストラップはMiスマートバンドに比べるとややしっかりとした造りになっています。こんな細かい所もライバルを意識するなんてさすがですね。
OPPO Band Styleのバッテリー持ちは12日間

OPPO Band Styleのバッテリー持ちは約12日間です。これは最近のスマートバンド/スマートウォッチの標準的なレベルです。
ちなみに心拍数毎秒測定、血中酸素レベル継続測定、睡眠モニタリングの超ハードモードだと、バッテリー持ちは3日間でした。常にログを取っている厳しい環境ですが、逆に3日も持つのはすごいなという感じです。
まぁこれは特殊な設定なので普段使いであれば10日間は余裕で持つと思います。

OPPO Band Styleを充電するときは本体をバンドから外して充電器にはめ込む必要があります。この方式は過去にMiスマートバンドが採用していたのですが不評だったので現在はバンドから外さなくてもいい仕様に変更されています。
なぜOPPO Band Styleが今さらこの仕様を採用しているのかは謎ですが、微妙に面倒なので次期型では改善してもらいたいですね。
OPPO Band Styleの操作性はいい

OPPO Band Styleは画面が大きいので操作性がいいです。
電話の着信、メール、ラインの通知や音楽アプリのコントロール、タイマーの設定、スマートフォンを探す、天気予報の確認、文字盤の変更などの基本的な機能は当然のように押さえています。
ラインやメールはメッセージの中身まで確認できるのでこれはなかなか便利です。
一つだけ残念なのが、よく使う操作である「横へスワイプ」が文字盤の変更に割り当てられているところ。
右にスワイプしても左にスワイプしても文字盤変更…
そんなに頻繁に文字盤変更しますかね?それならもうちょっと使用頻度の高い機能(ワークアウトとか)に割り振った方がいいと思います。
OPPO Band Styleのアプリは使いやすい

OPPO Band Styleの対応アプリHey Tap Healthは見やすくて使いやすいです。
これこれこういうので十分なんですよ、アプリなんて。ログが見ればいいんですから。ねぇXiaomiさん?

ちなみにGoogle Fitとの連携もできます。これは嬉しいですね。
昔は(といっても1年くらいだけど)MiスマートバンドもGoogle Fitに連携できたのになぁ。
OPPO Band Styleは4,480円

OPPO Band Styleは4,480円です。
一方、Xiomi Miスマートバンド6は5,990円です。Miスマートバンド5は4,490円だったのでなんと1,500円も値上がりしています。
Miスマートバンド6が同価格だとしてもOPPO Band Styleに分があるのに、1,500円差があるとはっきりとOPPO Band Styleの方がいいと言わざるを得ません。
Miスマートバンド6が値上げしたのでこの価格帯ならOPPO Band Style一択になります。
OPPO Band Styleは「買い」?

最大のライバルであるMiスマートバンド6が値上げにより離脱したので4,000円代でスマートバンドを探している場合はOPPO Band Style一択になります。間違いなく「買い」です。
完成度が高くて欠点という欠点がない上にこの価格ならば言うことなしといった感じ。
OPPOは日本市場でのスマートフォンのシェアを取りにいっているのでOPPO Band Styleのこの価格は戦略的価格のバーゲンプライスなのかもしれません。もしそうだとしても消費者である私たちにとってはありがたい話です。
※ 記事中の画像の一部をオウガ・ジャパン公式サイトより引用しています。