
すごく冷え込んだ寒い朝、R2のエンジンが掛からなくなりました。
原因はバッテリーです。セルを回しても「キュ…キュルキュル…」と頼りない音がするばかり。
特に古いバッテリーは寒い日に突然寿命が来ることがあるので要注意ですね。

古いバッテリーを外します。
バッテリーを外す時はマイナス端子から外します。

R2のバッテリー交換は10ミリのスパナだけで大丈夫です。
マイナス端子側はクリアランスがあまり無いですが、細かくスパナを振ればナットが回ります。
地道に外しましょう。

赤いカバーを外してプラス端子を外します。
こちらはスペースたっぷりなので簡単です。

最後にバッテリーを固定しているステーを外します。
外すのは右側のナットだけで大丈夫です。

ステーと連結している金属の棒はバッテリーの底付近でフックを引っかけています。
この金属の棒を完全に外してしまうと戻しの作業の時に面倒なので、フックは引っかけたままの方がいいです。

ステーが外れるとバッテリーは完全にフリーです。
微妙に重いので持ち上げるときは注意しましょう。
このパナソニック製のバッテリーは平成27年製なので、なんと7年ももったことになります。
バッテリーは当たり外れがありますがこれは完全に当たりですね。
さすがパナソニック。

新しいバッテリーはGSユアサ製です。
R2のバッテリーサイズは「40B19L」

新しいバッテリーの方がちょっとだけ高かったのでステーが浮いてしまいました。
その時は左側のステーのナットを調整して高さを合わせましょう。

物理的にあり得ないのですが、プラス端子とマイナス端子を一応確認してから接続します。
逆に取り付けると大変なことになるので。
戻す時の順番は、プラス端子→マイナス端子です。

できれば5年くらいでバッテリー交換できれば、突然死を回避できると思います。
通勤前とか出先で動かなくなると最悪ですからね。
ネットで買う時間的な余裕があればパナソニック製がオススメです。