
XiaomiのMi スマートバンド 6(グローバルバージョン)をレビューします。
結論から言うと、おおよそスマートバンドに求められている機能は全て網羅している素晴らしい機種です。しかも価格が安いので無敵状態。
ただし、目新しさはほとんどありません。
Xiaomi Mi スマートバンド 6(グローバルバージョン)とは

その名の通りグローバル(世界各国)向けのバージョンで、対応言語は英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語です。
残念ながら日本語は対応していませんので、「日本バージョン」を待たなければいけませんが日本バージョンの発売はグローバルバージョンから大体半年後くらいになります。
グローバルバージョンと日本バージョンの違いは言語くらいなので基本的な性能はほぼ変わりません。
ですので今回のレビューは日本バージョンが発売された時の参考になると思います。
Xiaomi Mi スマートバンド 6は画面いっぱいの表示領域

Xiaomi Mi スマートバンド 6の画面領域はスマートバンド5と比べて+50パーセントの大画面です。
大は小を兼ねるなので大画面はメリットしかありません。
表示項目が増えてさらに文字も大きいので視認性もばっちりです。
ちなみディスプレイはAMOLEDなので太陽光の下でも鮮明に表示されます。素晴らしい。
Xiaomi Mi スマートバンド 6はSpO2測定可能

Xiaomi Mi スマートバンド 6は酸素飽和度(SpO2)を測定することができます。
コロナ禍で俄然注目度を増している酸素飽和度を簡易的とは言え測定できるのはいいですね。
酸素飽和度は最近のスマートデバイス系のトレンドですが、しっかりと搭載しているのはさすが王者といったところです。
ダイキンのパルスオキシメーター(医療機器)と比較すると誤差は1~2%だったので精度はまぁまぁかなという感じ。
Xiaomi Mi スマートバンド 6の防水性能はすごい

Xiaomi Mi スマートバンド 6の防水性能は5ATMです。
5ATMは水しぶきはもちろんのこと、シャワー、スイミング、シュノーケリングにも対応している高度な防水性能です。
実際にXiaomi Mi スマートバンド 6を着けたままシャワーを浴びましたが全く問題なしでした。
Xiaomi Mi スマートバンド 6の使い勝手のよさはこの防水性能のおかげだと思います。
これだけ水分に強ければ日常生活でガシガシ気にせずに使えますもんね。
Xiaomi Mi スマートバンド 6は睡眠モニタリング対応

Xiaomi Mi スマートバンド 6は睡眠モニタリングに対応しています。
入眠時刻と起床時刻はちょっと怖いくらいに精度が高いです。
ただしスマートバンド5では対応していた昼寝のログは取ってくれません。おそらくXiaomi Wearとの連携が原因かもしれません。
Xiaomi Mi スマートバンド 6はXiaomi WearとMi Fitに対応

Xiaomi Mi スマートバンド 6はXiaomi WearとMi Fitの2つのアプリに対応しています。
う~ん…Xiaomiは今後どういう方針なのでしょう。
Xiaomi Wear一本で行くのかMi Fitと併用させるのか…
Mi Fitが今後も使えるならMi Fit一択なんですけどね。Xiaomi Wearはとにかく使い勝手が悪すぎる。
Xiaomi Wearでも全然いいんですけど、それならMi Fitの機能を統合してもらいところ。
日本バージョンの対応アプリがどうなるか楽しみです。
できればMi Fit一択で。
Xiaomi Mi スマートバンド 6はバッテリー持ちが悪い

Xiaomi Mi スマートバンド 6はバッテリー持ちが悪いです。
24時間心拍数モニタリングとライン、着信通知の一般的な使い方でたったの一週間しか持ちませんでした。
一週間「しか」というのは厳しいかもしれませんが、スマートバンド4のバッテリー持ちは20日間でしたからね。
それと比べるとどうしても辛口評価になります。
画面が大きくなるのはいいんですけどそれと引き換えにバッテリー持ちが悪くなるのはどうかなと思います。
モデルチェンジの度にサイズが大きくなる最近のクルマみたいですね。長所は潰すんじゃなくて伸ばさないと。
ただし充電方法はすごく簡単かつ速度が速いので、充電自体は苦にならないと思います。
Xiaomi Mi スマートバンド 6の今後の方向性

Xiaomi Mi スマートバンド 6の日本バージョンはおそらく4,000円前後だと思います。
この値段でこの機能はバーゲンプライスもいいところで世界中で売れまくっているのがよく分かります。安かろう悪かろうじゃないですから。
ただ、Mi スマートバンドは毎年のようにアップデートを重ねていてどんどん魅力が増していますが、以前のような驚きはなくなった感じがします。逆に言うと円熟味が増したとも言えますけど。
中国版みたいにNFCを搭載してくれたら最高ですね!もしくはストレージを載せて音楽を聴けるようにするとか。
おそらくMiスマートバンド7は薄型とバッテリー性能を改良してくると読んでいます。次期型が楽しみです。
その前にXiaomi Mi スマートバンド 6の日本バージョンが発売されるので、その時はまたレビューしようと思います。