新型フリードにドライブレコーダーを取り付ける方法です。
今回取り付けるのはルームミラーに被せるタイプですが、フロントガラスに貼り付けるタイプでも基本的な作業は同じなので参考になると思います。
純正だと30,000円以上なので少しでも費用を抑えたい場合にオススメのDIYです。
基本的には配線作業がメインなので難しくありません。
ドライブレコーダー取り付けに必要な部品
ドライブレコーダー
主流の貼り付けるタイプに比べるとやや割高ですが、フロントガラスをすっきりとする効果があります。
音声コマンド、駐車監視、タッチパネルに対応しているケンウッドの上位機種です。
コンパクトでありながら必要な機能を搭載しているケンウッドの人気機種です。
フロントガラスに貼り付けるタイプの定番でお手頃価格なので迷ったらこの機種を選べば間違いありません。
低背ヒューズ
ヒューズボックスからACC(アクセサリー)電源を取り出すために使用します。
今回のDIYで使用したフリータイプ低背ヒューズ電源は生産中止になってしまいましたが、こちらの7.5A低背ヒューズ電源で代用できます。
シガーソケットから電源を取る時は低背ヒューズ電源は不要になり、アースを取る必要もありません。
新型フリードにミラー型ドライブレコーダーを取り付ける方法
配線はルームミラー(フロントガラス)から運転席側Aピラーを這わせて、運転席下のヒューズボックスから電源を取ります。
Aピラーカバーを外します。
工具は必要ありません。手で垂直方向に引っ張れば簡単に外れます。
Aピラーが外れた状態。
ドライブレコーダーの電源コードを運転席側のダッシュボードから足下(ヒューズボックス)へ通します。
上から下の方が圧倒的に通しやすいです。
運転席右の足下にあるスイッチパネルカバーを外します。
手前に引っ張るだけです。
スイッチパネルカバーが外れた状態。
カバーの裏はETCなどの配線が繋がっている状態ですが、このままでOKです。
ヒューズボックスからACC(アクセサリー)電源のヒューズを探します。
ヒューズの配置が記載されたヒューズラベルは運転席アッパーボックス(メーターパネル手前の収納)蓋の裏にあります。
ヒューズラベルには詳細が記載されていない場合があります。
本のアイコンに「!」は取扱説明書を見ろとの意味なので取扱説明書を確認します。
ACC電源は37番の7.5Aと判明しました。
ヒューズラベルと照らし合わせて、右上から2番目のヒューズがACC電源と判明しました。
37番の7.5Aヒューズをラジオペンチで取り外します。
代わりに低背ヒューズ電源を差し込みます。
※画像はフリータイプヒューズ電源
取り出したACC電源をドライブレコーダーのプラス線(赤)と繋げます。
ドライブレコーダーのアース(黒)をスイッチパネルカバー裏のネジに共締めします。
ドライブレコーダーが正常に動作するか確認します。
ドライブレコーダーを取り付けます。
しっかりと固定されているか、視界を妨げていないか、サンバイザーと干渉しないかなどを確かめます。
配線を天井内張内に隠します。
Aピラー内は既存の配線とまとめるとすっきりします。
Aピラーカバーを戻して完成です。
今回のDIYではドライブレコーダーの配線を加工して電源直結式にしています。
機種によっては電源コードとしてシガーソケットしか用意されていない場合があります。
そのときは、コードを加工するか変換アダプターを使用するしかありません。
シガーソケットをそのまま利用する方法もありますが、配線が丸見えなのであまりオススメしません。
電源の取り方はこちらの記事を参考にしてください。
おすすめはシガーソケット変換アダプターを利用して電源直結方式(ヒューズボックスから電源を取る)方法です。