スズキ・キャリーの純正ラジオを外して、社外の1DINオーディオデッキとスピーカー取り付けました。
軽トラック全般に当てはまりますが、フロントパネル周りはスペースがたくさんあるので取り付け作業はしやすいです。
難易度的には難しくないので手順を間違わなければ誰でも取り付けできます。
軽トラックの標準カーステレオはラジオのみの簡素な造りで、スピーカーは貧弱なモノラルスピーカーがカーステレオに付いているので音がすごく悪いです。
社外のオーディオデッキとスピーカーに交換することで、CD再生やスマホにも対応しますしステレオ再生で音質もすごくよくなります。
軽トラックでいい音質を聴きたい方にオススメのDIYです。
軽トラックオーディオ改善のために必要な部品
カーオーディオ
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オーディオデッキは1DINがオススメです。
2DINだと選択の幅が広がりますが、軽トラックのインパネ側を変更する必要があるので余計な出費がかかります。
現在は大画面のカーナビが主流ですので1DINのカーオーディオはラインナップが少ないですが、カロッツェリアやケンウッドから良モデルが販売されています。
安さを求めるならカロッツェリアのMVH-3600がオススメです。
CD、ラジオはもちろんのこと、USB端子もあるのでUSB内のデータを読み込むことできます。
Bluetoothはないので有線になりますがスマホを繋げることもできます。
やや値段は高いですがカロッツェリアのDEH-7100は超おすすめモデルです。
- CD、ラジオ、USB対応
- Bluetooth対応
- 日本語表示ディスプレイ
- ハンズフリー通話
- 背面USB
など機能が充実しており満足度は高いです。
Bluetooth対応なのでAmazonプライムミュージックやYoutubeMusicを車内で聴けます。
ハンズフリー対応で、全面パネルに大きめの着信応答ボタンがあるのもポイント高いです。
DIYで取り付けるなら浮いた工賃分をカーオーディオに回すのもアリかと思います。
スピーカー
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スズキ・キャリーやダイハツ・ハイゼットなど多くの軽トラックのスピーカーサイズは10㎝が標準です。
10cmサイズのスピーカーは中国製の安い商品もたくさん出ていますが、国産と値段的に数千円しか変わらないのでカロッツェリアかケンウッドのスピーカーをオススメします。
この価格帯のスピーカーだと違いはあまり感じられないので好みで決めても大丈夫です。
カーオーディオがカロッツェリアならカロッツェリアのスピーカー、ケンウッドならケンウッドで合わせるといいでしょう。
オーディオハーネス
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車体側の配線とカーオーディオ側の配線をつなぐために使います。
無くても配線はできますが、加工作業が面倒ですし値段も安いのでオーディオハーネスは利用した方がいいです。
スピーカーコード
今回のDIYではスピーカーコードを買い忘れたため普通のコードを使用しましたが、通常はスピーカーコードを使用した方がいいです。
コードが柔らかいので取り回しやすいですし、値段も安いので準備しておきましょう。
平型端子、ギボシ端子
スピーカーコードをスピーカーとオーディオにつなげるために使用します。
スピードナット(クリップナット)
スピーカー取り付けの「受け」部分です。
車種によっては不要な場合があります。
ミニドライバーor板ラチェット
スピーカーの奥側(フロントガラス側)のネジを取り付けるときに使用します。
ネジの上部はフロントガラスが干渉して通常のドライバーだとネジを回すことができません。
「狭い場所でネジを回す」としての用途を満たすのでミニドライバーでも板ラチェットでもどちらでもOKです。
スズキ・キャリーに1DINオーディオデッキを取り付ける手順
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キャリーのフロントパネルはツメで留まっているだけなので手前に引っ張れば外れます。
フロントパネルの裏は各種コードが繋がっているのであまり強く引っ張らないように気をつけましょう。
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最初に外す時は固くて苦労すると思います。
私の場合はエアコン吹き出し口の横の部分から攻めるとうまくいきました。
夏場の気温の高い時期なら多少外れやすくなると思います。
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フロントパネルの裏にカプラが二つ接続されているので外します。
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プラスドライバーでネジを4本外します。
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ここからはスピーカーの取り付けに移ります。
ダッシュボードの左右にスピーカー取り付け部のカバーがあるので上に引っ張って外します。
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赤丸がスピーカー側(平型端子)、青丸がオーディオ側(ギボシ端子)に加工します。
これを2本作ります。
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スピーカーコードのギボシ端子側をフロントパネル側に通します。
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平型端子側はスピーカー側に通します。
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スピーカーを付ける「受け」を作るためにスピードナットを取り付けます。
対角線上に二か所あります。
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これでネジの「受け」ができました。
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スピーカーの端子にスピーカーケーブルの平型端子を差し込みます。
コードを接続したら、ネジでスピーカーを固定します。
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奥側(フロントガラス側)はミニドライバーか板ラチェットを使用します。
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フロントパネル裏の青色のコネクタにオーディオハーネスをつなげます。
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青いコネクタの反対側はギボシ端子です。
ギボシ端子はオーディオデッキやスピーカーコードにつなげます。
どの端子をどこにつなげればよいかは説明書に書いていますので指示通りにつなげてください。
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オーディオデッキにステーを取り付けます。
ネジ4本です。
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ステーを取り付けたことにより純正と同じ形で車両側に取り付けることができます。
ネジ4本でオーディオデッキを固定します。
この段階で音が鳴るか確認してください。
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最後にパネルを戻して完成です。
まとめ
軽トラックはそもそも音楽を快適に聴くことを前提としないので、純正のままだと劣悪なリスニング環境です。
今回取り付けたオーディオデッキとスピーカーはエントリーモデルの安いものでしたが、それでも音質や音量が激変しました。
合計2万円以内で実現しますので、軽トラックで音楽を楽しみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
車種によっては取り付けられる部品が変わってくると思いますのでご注意ください。