スズキ・キャリーの純正ラジオを外して、社外の1DINオーディオデッキを取り付けました。
最初に言っておきますと…ものすごく作業がしやすかったです。
軽トラック全般がこうなのか?スズキの軽自動車全般がこうなのか?
とにかく簡単でした。
Z4のオーディオ取り付けを10だとすると、キャリーは2ですね。
作業時間は1時間!
慣れない人でも2時間あれば十分でしょう。
ついでにスピーカーも付けましたがこちらも簡単。
軽トラの標準はラジオデッキと一体のモノラルスピーカーでめちゃくちゃしょぼい音ですからね。
それと比べるともう全然音が違います。
軽トラに1DINオーディオデッキを取り付けるために必要なモノ
まずはオーディオデッキを準備しましょう。
大画面が主流の現在、あまり需要がない1DINのオーディオデッキですが…
意外と色々な機能が付いてます。
ブルートゥース接続、iPodコントロール、SDカード対応などなど。
が!今回の条件が「CDを再生できること。」だけなので安いコレにします。
余計な機能は必要なし!
CDとラジオが聞けるのでOK!
中国製だったら3,000円くらいでヤフオクに出ていますけど、安心と信頼のKENWOODにしてみました。
フロントにUSBとAUXが付いてるので拡張性もあるし。
お次はコレ。
そう。キャリーにはスピーカーが付いていないのです。
なのでスピーカーを追加する必要があります。
「スピーカーを付ける。」って何だか難易度が高そうですが心配いりません。
ネジ2本締めて線を2本繋げるだけです。
スピーカーにこだわりはないので安いコレを買ったのですが、届いてびっくり1個しか入っていませんでした。
ちゃんと確認すれば良かった(-_-)
返品しようかなと思いましたが、2個買っても安いので追加注文しました。
レビューにあるとおり普通に音は良いです。
あとはオーディオハーネスですね。
無くてもいいですが、あれば絶対に便利です。
詳しくはのちほど。
最後はスピーカーコードです。
スピーカーコードは専用のモノがあるのでそちらがオススメですが私は普通のコードを買いました。
これなら余っても他の事にも使えるしw
スピーカーコード余っても使いみちがないですからね(-_-)
これでも音はちゃんと出ます。
でも1.25sqはちょっと太すぎました(´・ω・`)
0.50sqくらいがちょうどいいと思います。
スズキ キャリー(DA16T)に1DINオーディオデッキを取り付けてみた
それではさっそく取り付けてみましょう!
その前に下準備からですね。
スピーカーコードを加工します。
赤丸がスピーカー側(平型端子)、青丸がオーディオ側(ギボシ端子)です。
これを2本作りましょう。
それでは、いよいよ取り付けです。
キャリーのオーディオパネルは爪で留まっているだけなので手前に引くだけですが…。
あれ?結構硬い…なかなか取れない…
デッキの上辺りに内張り剥がしを突っ込んでみるけど、変形しそうなのでやめました。
むむむ…
色々試してココから攻めたら取れました。
夏場で気温が高ければもっとすんなり取れたかも。
下のカプラ2つを抜くのを忘れずに。
フェイスパネルを外すとこんな感じ。
純正オーディオはネジ4本で留まっています。
このネジをプラスドライバーで外すだけ。
オーディオスペースは何もありませんw
マジで何も無いです。すっからかんです。
これだけ広ければ作業性もいいですし、多少のコードは楽々収納できちゃいます。
おそらくナビの取り付けなんかも余裕ですね。
スズキ キャリー(DA16T)にスピーカーを取り付けてみた
ここからはスピーカーの取付作業。
キャリーにスピーカーは付いていません(オプションかな?)が、取り付けスペースはしっかりと確保されています。
なので後付けは超簡単♪
ダッシュボードの左右にスピーカーの取り付けスペースがあります。
運転席側は取っ手があるので外しやすいですが、助手席側はちょっと苦労するかも。
これは運転席側ですね。
まずはスピーカーコードを通します。
オーディオデッキの裏からスピーカーまで~。
スペースたっぷりなので余裕余裕♪
お次はスピーカーの取り付けですが、青丸部分が取付箇所ですね。
ですが、ネジの受けがありません。
このままだど取付不可ですのでこちらの部品を用意します。
この部品の名前は…どうやら「スピードナット」もしくは「クリップナット」というらしいです。
こんな形。
車をいじっているとよくあちらこちらでよく見るパーツです。
このスピードナットを…
パチっとはめこみますー。
これでネジの「受け」が出来ました!
あとはスピーカー付属のネジを締め込んで完成!
ちなみに奥側のネジはフロントガラスが干渉するので普通のドライバーは使えません。
かわいらしいドライバーですね。
これなら干渉しません。
難なく取り付け完了。
※注意
今回の記事で紹介したスピーカーを助手席側に取り付ける場合加工が必要です。
助手席側の場合ダッシュボードの一部とスピーカーが干渉するので、スピーカーの一部を加工する必要があります。
ここの部分が干渉します。私の場合やむなく折り曲げました。
運転席側は無加工ですんなりと装着できるのですが…。
ということで、純正スピーカーあたりを選ぶのが無難だと思います。
スズキ キャリー(DA16T)に1DINオーディオデッキを取り付けてみた~続き~
スピーカーの取り付けが終わったのでオーディオデッキに戻ります。
車両側の配線とオーディオデッキの配線を繋ぐためにオーディオハーネスを使用します。
でも、これって別に無くても大丈夫です。
なぜなら車両側から出ている配線はたったの4本。
これならエレクトロタップでも大丈夫ですね。
でも、ゴチャゴチャなるし検電テスターで探すのもけっこう面倒なので、買っといたほうがいいかもしれません。(安いし)
最後に、オーディオデッキにステーを付けて…
あっという間に完成~。
作業性が良すぎる!
さすが世界のスズキ!
あれ?でもちょっと待って…
よーーく見てみると…。
オーディオデッキが奥の方に引っ込んでいます。
あららら…。
ステーの取り付け位置がおかしかったのか…。
やむなくやり直し。
ステーを奥側に設置し直して今度こそ完成!
うんうん。バッチリですね。
CDもラジオも問題なく聴けます。
気になる音質は…。
いい!すごくいい!
軽トラとは思えない音質!
大満足!
まとめ
軽トラって何もかもが簡略化されていますが、ちゃんと後付の余地を残してくれています。
その作業自体もすごく簡単なのは驚きました。
やっぱりシンプルなことはいいことですね。
オーディオデッキとスピーカーとハーネスを買っても10,000円以下ですのでコストパフォーマンスも抜群です。
ラジオだけの純正デッキに物足りなくなったらぜひチャレンジしてみてください!