父、母、3歳児(ジュニアシート)、0歳児(チャイルドシート)の4人家族の構成での座席配置について検証してみます。
同じような車格のシエンタも同様なので参考にしてください。
① 助手席
② 2列目中央
③ 2列目左
④ 3列目右
⑤ 3列目左
チャイルドシートは運転席の真後ろの2列目右側(一番安全な座席と言われている)で固定として、ジュニアシートのベストな位置を探ります。
① 助手席
ジュニアシートを助手席に設置するのは実はNG。
NGというか危険なので絶対にやめましょう。
コンビのホームページにもこのように記載されています。(以下引用)
助手席への取り付けは、エアバッグの有無にかかわらず安全上おすすめできません。そのため、助手席の適合調査は行っていません。エアバッグが装備されている場合、万が一事故に遭った場合にエアバッグが作動すると、お子さまにとって非常に危険です。エアバッグが膨らむスピードは、新幹線と同じ程度、200km/h以上といわれています。エアバッグの展開エネルギーを受けて助手席のシートにお子さまが叩きつけられてしまうので、助手席での使用は前向きでも後向きも推奨していません。尚、後部座席は、サイドエアバッグやカーテンエアバッグが付いている場合でも使用可能です。後部座席のエアバッグは、前席のエアバッグと違い大きく膨らむことはありません。
ドアの側面に添った形状のタイプが多く、チャイルドシート等へ干渉することはないため、取り付けしても問題ありません。
子供の安全を守るためのジュニアシートなのに、危険な目に遭わせては本末転倒です。
子どもは助手席に乗せるとすごく喜ぶので迷うところですが、ここはぐっと我慢しましょう。
② 2列目中央
隣のチャイルドシートに干渉するので物理的に不可能。
特にチャイルドシートが回転する場合は絶対に無理です。
そもそもここにジュニアシートを設置してしまうと、赤ちゃんの世話ができないのでメリットがほとんどありません。
③ 2列目左
検討した結果、我が家はこの位置に決定しました。
2列目中央には母が座って子供の面倒が見れる。
さらに子供たちの乗り降りもしやすいのでベストな配置。
しかしいくつかの懸案事項もあります。
- 中央のスペースが狭い。
- 3列目に移動できない。
チャイルドシートとジュニアシートに囲まれているので母の座るスペースがちょっと窮屈。(160cm、48kg)
それと、どちらの椅子も前に倒せないので3列目に移動することは物理的に不可能。フリード+のような実質5人乗りになってしまいます。(そのかわり荷物はたくさん積める)
④⑤ 3列目
我が家の場合、3列目は子供が怖がって座ってくれませんでした。閉塞感があるから嫌なんだろうと思います。
ただ、どちらにしろ3列目へはアクセスがしにくいので子供を乗せるのに毎回苦労しそうな感じ。
もう少し大きくなったら一人で乗れるようになるでしょうが、現時点では3列目は難しいです。
我が家の座席配置
最終的にはこのようになりました。
普段は1列目と2列目に家族全員が座れるので会話もできるし、みんなでワイワイ楽しくドライブできる。
いざという時は、おじいちゃん、おばあちゃんも座れる。
3列目に座る場合はちょっと強引ですがリアゲートから乗ってもらいます。たまにしか座らないのでこれでOK。
チャイルドシートやジュニアシートは設置場所に悩むと思うので皆さんの参考にしてください。