Z4にカロッツェリアのサブウーファーを取り付けました。
Z4は2シーターのオープンカーなのでサブウーファーを置く場所が限られます。さらにサブウーファー自体もあまり大きなものは積めません。
同じ構造のロードスターの場合も同様だと思います。
結果的に運転席裏側のスペースに立てて設置することになりました。
この位置でもあまり気にはなりませんが、もしスペースが許せばシート下がベストだと思います。
コンパクトなモデルですが低音をしっかりと補正して力強い音を鳴らしてくれます。
スピーカーは上を見ればキリがありませんが、そもそもオープンカーなので音質はそこそこでいいのでエントリーモデルで十分です。
サブウーファー取り付けに必要なもの
サブウーファー(コンパクトタイプ)
カロッツェリアのエントリーモデルです。
コンパクトなボディながらしっかりと低音を出してくれます。
ケンウッドのエントリーモデルです。
上記のカロッツェリア製よりかなり安いです。費用を抑えたい方にオススメです。
カロッツェリアの上位モデルです。
高さがわずか8cmしかない超薄型モデルです。これならシート下にも余裕で入ります。
ただし、エントリーモデルの倍くらいの値段です。
配線チューブ
配線を保護するために使用します。
無くてもいいですが、高い物でもないですし配線を保護していた方が何かと安心です。
クワガタ端子
バッテリーから電源をとるために使用します。
ギボシ端子
バッテリーから電源を取るために使用します。
電工ペンチ
100円ショップのペンチでも代用できますが、電光ペンチがあれば配線加工が圧倒的に楽になります。
今後も配線をいじる予定があれば早めに購入するのをオススメします。
作業効率が全然違います。
オープンカーへサブウーファーを取り付ける方法
作業に入る前に配線ルートを確認します。
できるだけ楽に配線できるルートを選択します。
Z4の場合はセンターコンソール側を通すよりもサイド側の方が脱着する部品が少なくすみます。
赤がサブウーファー本体、青がシステムリモートコントロール・RCA・アース、黄色が電源の配線です。
配線丸見えでもいいなら適当な作業でもいいですが、できるだけ配線を隠蔽し圧迫しないように丁寧に作業します。
ちなみにサブウーファーの機種によっては電源をヒューズから取れます。
今回は電源の安定性を求めてバッテリーから取っています(バッ直)
ケーブル類はかなり長さがあるので車体の長いミニバンでも余裕です。
コンパクトなZ4には余りすぎるくらいです。
作業スペースを確保するためシートを外します。
シート裏のパネルを外すとトランクへのルートが確保できます。
ここから配線をトランクのバッテリーまで伸ばします。
クワガタ端子の配線を作ります。
バッテリーに電源を接続するのは最後なのでこの時点では配線を通すだけです。
フロアカーペットをめくるとボルトがあるのでアースを共締めします。
RCAコード、システムリモートコントロール線をオーディオ裏まで配線します。
運転席側ステップ→運転席側足下→オーディオデッキのルートで配線します。
要所でタイラップでまとめます。
ちなみにシステムリモートコントロール線が通電するとサブウーファーに電源が入る仕組みになっています。
そうでないと常にサブウーファーが通電しバッテリーがあっという間に放電してしまいます。
配線関係が終わったので本体を設置します。
とりあえず仮設置です。
バッテリーのプラスに電源線を接続します。
サブウーファーを鳴らしてみて低音が出ているかテストをします。
鳴らしてみて分かったのですがコンパクトモデルなのに低音の出方がものすごいです。
私の場合はうっすらと低音を補正するくらいが好みなので付属のリモコンで調整します。
テストが問題なかったので戻しの作業に入ります。
その前に配線の保護作業をします。
何かの拍子で配線が挟まっても保護チューブがあれば断線を防ぐことができます。
保護チューブは配線をまとめる役割もあります。
不要になった純正ウーファーを外します。
やはりサブウーファーの音質はすごいです。Z4の純正ウーファーと比べ物になりませんでした。