新型フリードにフロントガラス貼り付けタイプのドライブレコーダーを取り付けます。

開封の儀。
本体は思ったよりも小さくてあまり目立たずに取り付けできそう。
このモデルはデュアルカメラ。つまりフロントとリアの映像を撮れるようになっています。
ですがリアカメラは今回は使いません。
ちょっともったいない気もしますが、リアまで配線を持っていくのが面倒なので。

USB:電源用
AV IN:リアカメラ用
GPS:別途GPSアンテナを購入すれば位置情報を記録。時計を自動調整

サイドにマイクロSDの差込口。
CLASS10以上推奨。

カメラの角度はもちろん調整可能です。
可動域が広いので好きな角度にぴったり合わせられます。

かなり広角で撮影できます。
前方の広い範囲をカバーしてくれそう。

それでは取り付けていきましょう。
配線を通して本体を貼り付けます。
電源の取り方はこちらの記事をご覧ください。

APEMANの電源コードはシガーソケットタイプです。
これだとシガーソケットを塞いでしまうし、配線丸見えで見た目もよくないので電源直結式に加工します。

スパっと配線を切って

ギボシ端子(+)とクワ型端子(ー)を取り付け。
テストすると
あれ?電源が入らない…。
あ、これはアレですね。
シガープラグ内に何かの一手間が加わっているパターンですね。
このパターンだと単純にプラス、マイナスを繋げただけではどうにもなりません。

私が電子回路に詳しければどうにかできるでしょうけど、そんな技術はもちろんありません。
仕方ないので切った配線を元に戻します。

う~ん。このままだと配線丸見えになっちゃいますね。
シガーソケットも使えなくなるし。
実務上は全く問題ありませんが、私のDIY美学に反します。
「配線はキレイに隠せ」が信条なのです。

大丈夫。
そんな時にはこれを使いましょう。
電源ソケット(プラグロックタイプ)。
シガーソケットを直結式に変換してくれる優れものなのです。
しかもロックタイプなので抜けの心配もありません。

クルマ好きの間では超有名なエーモン。
困ったときのエーモン。

配線はむき出しなので「どうぞご自由に」って感じですね。

先ほどのギボシ端子(+)とクワ型端子(ー)を再利用します。

ドライブレコーダーのシガープラグと繋げます。
外れないようにロックをしっかりと掛けます。

プラス線はACC電源に。

マイナスはアースに落とします。
ここのネジに共締めするときは真横に取り付けましょう。
縦にすると配線が圧迫されるので断線する可能性があります。

給油口オープナーの裏に程良いスペースがあるので配線を押し込みます。
アクセルペダルに干渉すると危険なので飛び出てこないように気を付けましょう。

順番が前後しますが配線通しです。
一番の難関がAピラーから運転席足元までの区間。
上から配線を落とすのはちょっと難しいですね。
シガーソケットがあちこちに引っかかってなかなか落ちてきてくれません。

そこで登場するのがこちらの商品。
私のブログでちょくちょく出てくる、ちょっと堅めの金属製ワイヤーです。
その辺のホームセンターで買えます。

上からぐいぐい入れていきます。

はい。こんにちは。
運転席足元に出てきました。

ビニールテープで電源コードをしっかり巻き付けて…。
今度はワイヤーを上に引っ張ります。

これでコードが通りました。
単純ですけどこの方法が一番早いと思います。

最後の仕上げはドライブレコーダー本体の貼り付けです。
なぜか両面テープが3つもあります。
「失敗を気にせずにガンガン貼っちゃって!」ってことなんでしょうか。
中国製の割には気配り上手です。
両面テープで貼る前に必ず脱脂をしましょう。

運転席から見て邪魔にならない場所。
ここならルームミラーにいい感じに隠れるので気になりません。
青の着色フィルムはCパッケージのUVカットガラスかな?
カメラレンズが重なると動画が青くなっちゃいますので、ギリギリ重ならないように設置します。
後付け感を極力抑えた絶妙なポジションだと思います。

ホンダセンシングのレーダーの隣なので何となくそれっぽい感じです。
肝心の映像もなかなかキレイに撮れています。