ETCやドライブレコーダーなどの車載電装品に付属している電源ケーブルはほとんどがシガーソケット式です。
シガーソケット式のメリットは何と言っても「シガーソケットに差し込むだけで配線完了。」という超お手軽なところ。
逆に以下のようなデメリットがあります。
- シガーソケットがふさがれて他の用途に使えなくなる
- 配線がむき出しで見た目が悪い
私はどうしてもこのデメリットが受け入れられないので、シガーソケットは使いません。
ヒューズボックスとかオーディオデッキ裏から電源を取ります。
そこで、今回はシガープラグを改造して電源直結式にする方法をご紹介します。
ものすごく簡単なのでDIY初心者でも大丈夫!
※シガープラグの改造はメーカー保証が受けられなかったり、機器が正常に作動しない可能性がありますので自己責任でお願いします。
シガーソケット分解→ギボシ加工
作業に入る前にシガーソケットを分解してみましょう。
プラス(赤線)とマイナス(黒線)の2線のみ!非常に単純な作りです。
ちなみに、赤丸はヒューズです。
ヒューズは過電流の時に機器を保護する役割を担っています。
結論から言いますと、この2つの線を電源とアース、すなわち車両側のプラスとマイナスに繋げるだけで電源が取れます。
ただ線をぶった切ってお好きなように端子を付けるだけでOKなのです。
それでは作業に移ります。
まずは配線をカットしましょう。
皮膜を剥いて赤線と黒線を取り出します。
あとはそれぞれの線にギボシ端子などを付けるだけ。
とっても簡単です。
端子は目的に合ったものを付ければOK!
今回はフリータイプヒューズ電源(低背)からの電源取り出しなのでプラス線(赤)はオスのギボシ端子。
マイナス線は車体のネジに共締めしてアースを取るのでクワガタ端子にします。
フリータイプヒューズ電源には追加ヒューズが付いているので一石二鳥!
完成です。
配線をぶった切って端子を付けるだけです。
ただし、この方法では上手くいかないパターンもあるのでご注意ください。
シガープラグの配線を切断するのに抵抗がある人はこんな商品もあります。
というか変なリスクを取るよりこのアダプターを使った方が絶対にいいです。
やっていることは今回の作業と一緒ですが、シガープラグをそのまま活かせるのがいいですね。
シガープラグを無加工でヒューズBOXから電源とれます!
ソケット部分が若干かさばりますが、パネルの裏に押し込めば全然気になりません。