ヒューズボックスからの電源取り出しに大活躍のフリータイプヒューズ電源ですが、ちょっとだけ使い方がややこしいです。
ややこしいって言っても別に難しくはないのですけどね。
説明書を見ても今ひとつピンとこないのと、意外とネットに情報が無いので解説します(*^^*)
フリータイプヒューズ電源について
フリータイプヒューズ電源とは?
その名のとおりヒューズから電源を取り出すために使います。
普通の差し替え用電源取り出しとの違いは、ヒューズのA(アンペア)を気にする必要がないことです。
※差し替えるヒューズをそのまま使うから
5Aから20Aまで対応可能なのでほとんどのヒューズに使えますよん。
フリータイプヒューズ電源の構成
+(プラス)→接続機器(ETCやドライブレコーダー)のプラス側に接続
ヒューズBOX→ヒューズBOXに差し込む
ヒューズ→5Aのヒューズ付き!接続機器を守ってくれます。別途ヒューズを追加する必要がない親切設計!
ここにはヒューズBOXに刺さっていたヒューズを入れます。
5Aだろうが20Aだろうが、既存のヒューズをそのまま利用できるってわけです。
だからフリータイプって名前なんですね。
フリータイプヒューズ電源の使い方
順番に説明します。
フリータイプヒューズ電源はA(アンペア)を気にする必要はないですが、ヒューズの形状に沿ったものを用意する必要があります。
ヒューズはメーカーや車種によって違うので事前に確認しましょう。
- 平型
- ミニ平型
- 低背
今回は平型ヒューズから電源をとってみましょう。
何はともあれヒューズBOXまでアクセスします。
ようは目当てのヒューズを抜ければいいので、ここまでバラす必要はありません。
で、対象のヒューズを抜きます。
先の細いラジオペンチがあると抜きやすいです。
車によってはヒューズ外し用のツールがあることも。
抜いたヒューズはこちらにセットしましょう。
差し込むだけです。
ヒューズを抜いた後がこちら。
2つの端子が見えますね?
2つのうちのどちらかがバッテリー(電源側)に繋がっています。
バッテリー側の端子に…
フリータイプヒューズ電源のこちら側の端子を差し込みます。
「こちら側」の見分け方は、「赤いコードが出ている方」です。
じゃあ、どちらの端子がバッテリー側なの?という話ですが…
これを使います。
検電テスターでございます。
電装系のDIYには必須アイテムです。
検電テスターでチェックすると、ほら光った!!
光った端子がバッテリー側の端子です。
ここに先程の「赤いコードが出ている方」を差し込みます。
ちなみに、通電させないと光らないので注意してください。
※イルミネーション電源ならライトオン、ACCならキーをひねった状態などなど。
端子を間違えないように差し込めば作業終了です。
※念のためにテストをしましょう。
一応説明書も載せときます(*^^*)