ずーっと気になっていたオイル交換がやっとできました。
今まで3台の車を乗り継いできましたが、実は初めてのオイル交換なのです。
え?なぜって?
なぜなら面倒くいからw
特にジャッキアップと廃油の処理!
道具もたくさん準備しないといけないし…。
量販店なら工賃無料で安くで交換してくれますからね。
お店でやってもらった方が絶対にいいです。
じゃあ、なぜ今になってオイル交換をしようと思ったのか?
それは「安い」からです。
えー、では計算してみましょうか。
まずはお店で交換する場合。
エンジンオイル(6,000円)+オイルフィルター(1,500円)で一回あたり7,500円ですね。
BMWは全合成油指定ですので安いオイルは選べません。
量販店に並んでいる5w-30の全合成油6.5リットルだとこれくらいの値段になります。
次に自分でオイル交換する場合。
エンジンオイル(4,000円)+オイルフィルター(1,500円)で一回あたり5,500円です。
ネットで全合成油の20リットルペール缶を購入すればオイル代を抑えることができます。
ということで、一回あたり2,000円の経費削減になるのですが…
実はコレ以外にも、ジャッキやリジットラック、トルクレンチなどオイル交換に必要な工具が山ほどあります。
これらを一から揃えるとなると、安く見積もっても2~3万でしょうか。
まあ、自分で整備をする人なら(工具は揃っていて)そんなに大きな出費でもないので、ついでにオイル交換もやっちゃおう!って感じです。
あ、ちなみにZ4(E85)後期のN52B25Aエンジンはオイルレベルゲージが無いので上抜きはできません。
前期型は上抜き可能なようです。
上抜きが出来ればそちらの方が楽だと思います。
BMW Z4のオイル交換に必要な道具を準備してみた
TAKUMIモーターオイル5W-30 20リットルペール缶
カストロール エッジ 5W-30と迷ったのですが、半額以下の圧倒的にリーズナブルなお値段とネットの評判が良かったので購入。
エーモン ポイパック(廃油処理箱) 6.5L 1605
オイルを処理するための箱です。
容量が6.5リットルなのでZ4にぴったり!
自治体によってはこれでオイルを捨てられない場合があるので事前にチェックしましょう。
AZ(エーゼット) オイルジョッキ4L
エンジンオイルをエンジンに注ぐためのものです。
このオイルジョッキは蓋付きなので、保管時にゴミが入らなくていいですね。
E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 9.5mm(3/8インチ) ETR3-25
ドレンボルトとオイルフィルターカップを締め込む時に使います。
車のネジって単純にキツく締めればいいってものじゃないんですね。
場所によっては「これくらいの力で締めてね❤」という規定があるのです。
トルクレンチを使わない人もいるようですが、私は怖いので使います。
(STRAIGHT/ストレート) オイルフィルターレンチ 86mm-16 12-8151
Z4のオイルフィルターの蓋をとるためのアダプターです。
これが無くても取れますが、傷が付くか変形してしまいます。(規定トルクで締め込めないというデメリットも)
なぜこんな形状にしたのか意味不明ですね。
BMWの車ってちょくちょくこんな場所があります。(独自規格?みたいな)
まあ、文句言ってもしょうがないです。
1,000円くらいなので大人しく買っときました。
あとは、オイル缶からオイルジョッキにオイルを移すために灯油ポンプがあると便利です。
手動でシュポシュポするやつで十分です。
ホームセンターで100円で売っているアレです。
おっと、オイルフィルターも必要ですね。
今回はBMWの正規ディーラーで購入してみました。
ディーラーだと2,500円ですが、BOSCHでしたら1,700円ほどで買えます。
ふぅ~…。準備だけでも一苦労ですね。
それでは作業に移りましょう。
BMW Z4のオイルを交換してみた
オイルを下から抜くのでジャッキアップをします。
ジャッキアップの方法はこちらの記事をご覧ください。
しっかりしたフロアジャッキがあればジャッキアップは楽勝ですね。
す~いすい♪
それでは、ドレンボルトを外すために車両の下に潜ります。
Z4を買ってから下回りを見るのは初めてなので軽く点検をします。
これはロアコントロールアームのブッシュですね。
見た目は大丈夫そうですがおそらく劣化しています。
近いうちに交換予定。(※交換しました!)
その他には、足回りの異常もオイル漏れも無くて一安心。
赤丸の部分がジャッキポイントです。
多分…ここだと思う…。
他にそれらしき所は見当たらないし。
で、その奥の黒い部分がドレンボルトの蓋です。
プラスドライバーで外れました。
カパッと。
中を覗き込むと…
ピンぼけ…。
ドレンボルトは17mmのネジでした。
結構キツく締まっています。
セオリー通り反時計回りで緩みました。
ラチェットレンチである程度緩めたら後は手で外します。
オイルが出てきますのでポイパックをスタンバイしておきましょう。
う~ん。非常に分かりやすい!
さすがエーモンさん!
周りに飛び散らないように気をつけましょう。
オイル注入口の蓋を開けるとオイルの抜けがよくなります。
オイルが完全に抜けるには時間が掛かるので、その間にオイルフィルターの交換をします。
エンジンの手前にオイルフィルターのケースがあります。
プラスチック素材でこんな感じの形状なので専用のアタッチメント(オイルフィルターレンチ)が必要です。
ケースに被せて外します。
さすが専用品だけあって簡単に外れました。
どろろろ~ん。
フィルターも真っ黒。
これを見ると「交換してよかったな。」と思います。
これが新しいオイルフィルター。
あれ?よく見ると「MANN」の文字が??
純正フィルターはMANNが製造しているんですね。
オイルフィルターの付属品。
3はドレンボルトのワッシャーなので後から使います。
1と2はフィルターケースのここに付けます。
新しいオイルに浸してから付けましょう。
ここに残っている古いオイルは出来るだけ取り除きます。
私はティッシュに染み込ませましたが、スポイトがあると便利ですね。
あとは元に戻すだけです。
フィルターの規定トルクはケースに書いているとおり25.5N・m
トルクレンチを使うのは初めてだったのですが、とても分かりやすかったです。
25.5N・mにセットして普通に締めるだけ。
「カチッ」と手応えがあれば終了です。
オイルフィルター交換が終わった頃にはオイルも抜けきっているはずです。
先程の3の新品ワッシャーに付け替えてドレンボルトを取り付けます。
ネットで調べるとトルクは25N・mでした。
確かな情報じゃないので微妙ですが…。
心配な方はディーラーに問い合わせることをオススメします。
ここまで来ればあと少し!
オイルジョッキにオイルを移します。
Z4のオイル量は6.5リットル。
完全に抜けきっているはずはないので6.3リットルを2回に分けて入れましょう。
全て入れたらエンジンを掛けてオイルを循環させます。
5分ほどしてからオイル量を確認してみましょう。
よし!
オイル量もばっちりでした。
「OK」の文字が嬉しいですね。
以上でオイル交換は終了です。
写真を撮りながら作業時間は2時間ほど。意外と大変でした。
まあ、2回目以降は1時間くらいで終わると思います。
あ、最後にオイルインジゲーターをリセットしないといけませんね。
「こうやるんだよ!」という情報を書きたかったのですが…。
実はあまり上手くいかなくて…
色々いじくっていたら、いつの間にかリセットされていた感じです(^_^;)
すみませぬ…。
S/Rボタンとエンジンキーしか使わないので難しい作業ではないのですが…。
リセット方法に関しては「Z4 オイル リセット」でググってみてください。
まとめ
オイル交換をやってみて思ったのですが~
やっぱり大変でしたw
ものすごく安くなるわけじゃないし、むしろ道具を揃えるだけでお金かかるし…
あまり人にはオススメできませんねコレは(;^ω^)
でも、今後もオイル交換を自分でやってみようと思います。
初期投資は終わりましたので、後はオイル代だけで済みますし。
お店への持ち込みや待ち時間も必要ないですし。
なんと言っても、楽しい!
これに尽きます!
そう!私は整備が大好きなのです。
こういった作業が好きな人はぜひチャレンジしてみてください。
というか、このブログを見ている方はほとんどが当てはまりますね。
車の勉強にもなるし、何といっても愛車の状態がよく分かりますよん。
交換距離:63,400km
オイル&オイルフィルター交換:1回目