Z4のフロントジャッキアップ方法を解説します。
Z4は車高が低いのでスロープで高さを稼ぎつつローダウン対応ジャッキでジャッキアップする必要があります。
ジャッキアップして車体下で作業がする場合、大きなリスクを負うことになるので慎重に慎重を重ねます。
ジャッキアップに必要な工具
ガレージジャッキ
これより安いガレージャッキはいくらでもありますが、アルカンのガレージジャッキは以下の特長があります。
- 3トン対応でパワーに余裕がある。(ダブルポンプ式)
- 最低位102mmのローダウン対応
- 最高位470mmなので高く上がる。
- 抜群の安定感
抜群の安定感と余裕のあるパワーで安心してジャッキアップすることができます。
ホームセンターに1万円未満で売っているガレージジャッキと比べて安定感が明らかに違います。
危険を伴うジャッキアップ作業で安心して作業ができるのは大きなメリットと言えます。
逆にその安定感からか重量が28kgもあるので持ち運びはちょっと辛いです。
カースロープ
Z4は車高が低いのでそのままだとガレージジャッキが車体下に入っていきません。
そこで、カースロープを使って高さを稼ぎます。
このカースロープの高さは19.5cmあります。
リジットラック
ジャッキアップした車体を安定させるのがジャッキスタンドです。
ガレージジャッキだけで保持するのは大変危険ですので必ずジャッキスタンドを使います。
Z4のフロントジャッキアップ方法
作業は舗装された傾斜の無い場所で行います。
カースロープへの乗り上げは一人だと難しいので誰かに誘導してもらったほうがやりやすいです。
Z4のジャッキアップポイントはオイルパンカバーの前にあります。
カースロープでかさ上げしたので余裕たっぷり。
ジャッキアップポイント保護のため木片をかませています。
3トン対応のガレージジャッキなので1.4トンのZ4はスイスイ上がっていきます。
ダブルポンプで余裕のパワーです。
左右のジャッキポイントにジャッキスタンドをセットします。
しっかりとロックされているか確認をします。
ゆっくりと車体を下げていきます。
車体は真下ではなく斜めに降りてくるのでジャッキスタンドの位置を微調整しながら下げます。
万が一に備えてコンクリートブロックを設置します。
車体下に潜る作業は危険を伴うので念には念を入れます。