社外イカリングヘッドライトのカスタムもいよいよ完成へと近づいてきました。
ちまちま作業しているのでここまで一カ月以上かかっています。
今回は殻戻し編ですね。
私の場合はヘッドライトを切断しているので、ブチルを暖めて~の手順は使えません。
まずはCCFLイカリングを取り付ける…のですが、ちょっと一工夫します。
このヘッドライトは元々切り欠きの部分が下の方にきています。
それをひっくり返して上の方にもっていきます。
まぁ微妙な違いなんですけどね…せっかく殻割りしたのにインナーを塗っただけだとなんか悔しいのでw
コードを通さないといけないので上部に穴を開ける必要があります。
半田ごてでグリグリと穴を開けたので見た目が…
ポジションとウインカーのカバーを元に戻してインナー部分は終了。
CCFLイカリングの配線がそのままでは短いので延長します。
絶縁はビニールテープでもいいのですが、熱収縮チューブの方が確実なのでおすすめです。
色々な大きさをストックしておけばいざという時に役立ちます。
配線はここを通します。
ややきついですが、逆を言えばここから水が浸入することはありません。
ハウジングにインナーを組み込みます。
ハウジング側からビス2本で留めます。
これでハウジングとインナーが固定されました。
次はカバーを取り付けます。
カバーもビス2本。
ここを付ければインナーとカバーが固定されます。
さて、あとは切断面をどうすればいいのかという問題が残っています
最初はブチルで埋めようと思ったのですが、そこまでするほど幅がないんですよね。
あと、ブチルって接着の目的もあるんですが、すでにビスでしっかりと固定されているので必要ないという結論に。
せっかく買ったのにもったいないですが、将来役に立つことがあると思うので大事にとっておきます。
要は水が浸入しないようにすればいいだけなので定番のシリコンシーラントを使います。
めちゃくちゃ安い上にしっかりと防水してくれる優れモノです。
いきなりですが完成です。
作業中は手がべとべとして写真が撮れないので…
コツは…とにかく丁寧に作業をすることです。
ここでサボってしまうと水分が侵入してヘッドライト内が結露したり曇ったりします。
そうするともう一回殻割りしないといけないので本当に最悪です。
なるべく厚く盛ってください。
どうせ見えない部分なので大丈夫です。
シリコンシーラントは一本あれば十分ですが、念のため2本用意してもいいでしょう。
安いので金銭的ダメージも少ないです。
ついでにCCFLのインバーターも防水処理します。
中国製の防水性は全く期待できませんからね。
カバーの繋ぎ目や配線の根元をとくに厚めに施工します。
完成!
最後にもう一回塗り忘れがないか確認をします。
しつこいようですが、浸水したほうがもっと面倒なので…
シリコンシーラントを硬化させたあと(一週間くらいあれば十分)いよいよ取り付けです!