テレビの音声が微妙に聞き取りづらいのでサウンドバーを購入しましたが、これ本当にすごいです。
私が買ったのはエントリーモデルですが、テレビのスピーカーとは比べ物になりません。
音の幅が広がって高音域がすごくクリアだし、低音もサブウーファーで補正されて音に厚みが増しました。
オーディオは突き詰めればキリがないですが、手軽にいい音を聴きたいのであればサウンドバーはベストです。

サウンドバーを買ったはいいのですが、問題なのがその置き場所。
テレビボードの上?うーん、そこはごちゃごちゃさせずすっきりさせたい。
テレビの上?いや上よりも吊り下げたほうがバランスよさそう。
というわけでテレビ下に吊り下げることにしました。
サウンドバーの専用金具はいろいろある
テレビのVESAマウントを利用したり、壁に穴を開けたり色々ありますが、なんだかどれも微妙なんですよね。
壁に穴を開けるなんて論外だし、自分のテレビにフィットしてスマートに取り付けられるような商品が見つかりません。
なのでホームセンターで金具を買って、DIYで作成してみることにしました。
正直、値段的にはそんなに安くならないので既製品を買った方がいいと思いますが、DIYだと余計な物がなくすっきりと取り付けることができるのでおすすめです。
サウンドバーの吊り下げに必要なもの
L字金具

サウンドバーと高さとテレビとのスペースを考慮してL字金具を選びます。
サウンドバーの高さが5.5cm、テレビとサウンドバーの間は2cmほど取りたいので、L字金具は7.9cmと6.8cmのものを選びました。
金具と金具を連結し重複部分が発生するので長さはいい感じになります。
もうちょっと短くてもよかったのですが、取扱商品が少なかったのでこれで妥協しました。
できれば大きめのホームセンターなら、種類も豊富で希望の長さのL字金具があると思います。
ステンレスさら小ねじ

L字金具とL字金具を連結するために使います。
ネジの長さは金具2枚分の厚さのものを選びます。
「さら小ねじ」だと頭が飛び出さないのでさらにすっきり。
ステンレスさら小ねじ(テレビと固定用)

テレビスタンドのネジ穴とL字金具を固定するために使用します。
付属しているテレビスタンド用のネジだと長さが足りないので、別途購入する必要があります。
テレビスタンド用のネジを持ってホームセンターに行きましょう。
プラスドライバー
ダイソーの100円ドライバーでもいいですが、ドライバーは電動をオススメします。
もう作業の楽さが全然違います。
DIYでサウンドバーをテレビに吊り下げる方法

いきなりですが、このDIYで最も重要な作業です、
そもそもテレビスタンド用のネジ穴はテレビスタンド用に空けられているのであって、サウンドバー用の金具を付けるのを想定していません。
ここにうまい具合に金具を取り付けるのが今回のDIYの重要な部分になります。
ネジ穴を見てみると、二つ空いています。
できれば二つとも利用したいのですが、金具の形状から一つしか使うことはできません。
さらに、テレビの外枠から若干へこんでいる形状なので、このまま取り付けるとテレビ本体に負荷がかかってしまいます。
なのでへこんでいる部分になんらかのスペーサーが必要になります。

スペーサーはテレビに付属していたゴム製品を使うことにします。
へこんだ部分に入ればいいのでなんでもいいです。
できればゴムみたいに弾力があって衝撃を吸収できるものがいいと思います。

完成図はこのような感じです。
ネジ穴の手前じゃなくて奥を使用しているのは、力が分散されるからです。

赤丸と青丸がテレビとL字金具の接触部分です。
2カ所に力が分散されているのが分かります。
手前のネジ穴を使用すると、赤丸部分のみに力が集中するのでもろくなってしまいます。
というか、よく見るとゴムのスペーサーはいらないような気もしなくもないです。

ネジ穴がそれぞれ4カ所あるので、組み合わせによって長さを調整できます。

ドライバーを使ってがっちりと固定します。
ネジの頭がフラットなので飛び出しもありません。

サウンドバーを設置して正常に音が出るか確認します。
動作が確認出来たら配線をきれいに隠します。

後ろから見るとこんな感じ。

この状態では、単に金具の上にサウンドバーを置いているだけです。
勝手にズレることはないですが、念のためにすべり止めシートを間に挟みます。
ただ、これでも完全に固定できるわけではありません。

心配な方は金具の先端が曲がっている物に変更するなどして、物理的に落ちないような工夫が必要だと思います。
まとめ

これはなかなかの完成度ではないでしょうか。
一点物のDIYなのでフィッティングも完璧です。

あまりごちゃごちゃさせるのが好きじゃないので、テレビボードがすっきりしているのは満足度が高いです。
やはり浮かせるのは正義ですね。
私が今回購入したのはDENONのDHT-S316というモデルです。
エントリーモデルなのにサブウーファーも付いているので、音に厚みがあります。
低音をガンガン効かせるような聴き方じゃなくても、サブウーファーがあれば全然違いますのでオススメです。
このモデルはサブウーファーはBluetooth接続なので、我が家の場合はソファーの横に置いています。
サウンドバーを買ってからYouTubeのライブ映像を見るのがとても楽しくなりました。
映画も大迫力のサウンドで楽しめるのでオススメですよ!