私のZ4には純正のオーディオが付いています。
使えるのはCDとラジオのみ。
あとは純正ナビのコントローラーの役割も担っています。
でも、今時CDのみって…ねぇ?
え?CD使っています?
まあそういう人もいるでしょうけど、私の場合は音楽データを全てパソコンに落としているのでCDは手元にありません。
頻繁にデータを更新するので、いちいちCDに落とすのも面倒…。
ということで、車で音楽を聴く時はiPodを繋いでいます。
それと純正ナビは全く使わないので操作できなくても問題ありません。
早い話が純正オーディオは不要ってことですね。
でもアレですね。
話変わりますけど、輸入車のオーディオサイズってなぜ1DINなのでしょうか?
1DINって!
日本車は2DINのワイドだの8インチだの10インチだのと大画面化が進んでいるのに!
最近の輸入車はそうでもないのでしょうかねぇ。
まさか2017年になって1DINのデッキを探す羽目になるとは思いませんでした。
まあグチグチ言っても仕方ありません。
とにかく、我がZ4に社外の1DINオーディオデッキを取り付けるべく準備を進めることにします。
BMW Z4に社外1DINオーディオデッキを取り付けるために必要なもの
まあ、そんなに大げさなものではありません。
要はこの赤枠の部分に1DINデッキをはめ込めばいいだけなのです。
それだけです。
…文章で書くと簡単なんですけどね。
実際はなかなか大変です。
それとネット上にあまり情報がないので、手探りな感じで進めていきます。
で、ヤフオクで購入したのがこのキットです。
他の商品は25,000円くらいするのですが、これは10,000円ほど安くてラッキーでした。
たかだか取り付けキットに25,000円って高すぎる気が…。
あと、これのいい所はオーディオデッキの位置が真ん中にあることです。
他の商品はなぜか左側に寄っています。
ただし、このタイプの取り付け事例がネット上に全くありません。
ちょっと怖かったですが相場よりも安かったので人柱覚悟で購入しちゃいました。
ちなみにZ4(E85)以外に、X3(E83)にも使えるらしいです。
内容物はこんな感じです。
- フェイスパネル(CT24BM06)
- オーディオブラケット(CT24BM06)
- ラジオアンテナ変換コード(CT27AA06)
- 電源変換ハーネス(CT20BM02)
商品が到着して開封するまではドキドキだったのですが、どうやら使えそうな感じです。
オーディオブラケットで車体と固定できますし、電源変換ハーネスも問題ありませんでした。
これなら問題なくイケそうです!
良かった!
取り付けについては次の記事でご紹介するとしてまずは下準備から始めましょう。
車体に取り付ける前の下準備
下準備が必要なのは電源変換ハーネスです。
右側が電源変換ハーネスで、左側が今回取り付けるケンウッドU585SDの電源ケーブルです。
このままでは繋ぐことができませんので電源変換ハーネスを加工する必要があります。
右上の黒い大きなカプラーは車体側に繋げるので残します。
左下の小さいカプラーは不要。
スパッと切りまして…。
ケンウッドU585SDの電源ケーブルに繋げられるようにギボシを付けていきます。
現物合わせなので間違いないです。
ここで問題になるのが、どれとどれを繋げればいいのか?ということなんですが…。
ケンウッドU585SD側は説明書を見れば分かります。
これに電源変換ハーネスのそれぞれ対応する線を繋いでいくのですが、どの線が何なのかさっぱり分かりません。
と、思ったら…
おお!
全てのコードにちゃんと印字してありました。
よかった~(*^_^*)
ちなみに「RIGHT FRONT POSITIVE」は右前スピーカーの+ですね。
せっかくなので対応表を作ってみました。
ちょっと分かりづらいですが、この方向(向かって車体側)から見たものです。
対応表
1 | 5 | 9 | 13 |
2 | 6 | 10 | 14 |
3 | 7 | 11 | 15 |
4 | 8 | 12 | 16 |
- パワーアンテナコントロール
- イルミネーション
- バッテリー
- イグニッション(アクセサリー電源)
- 空き
- 空き
- 空き
- GND(アース)
- 右リアスピーカー(-)紫/黒
- 右フロントスピーカー(-)灰/黒
- 左フロントスピーカー(-)白/黒
- 左リアスピーカー(-)緑/黒
- 右リアスピーカー(+)紫
- 右フロントスピーカー(+)灰
- 左フロントスピーカー(+)白
- 左リアスピーカー(+)緑
ちょっと感動したのが、コードの色がケンウッドU585SDと一致したことです。
国際規格で決まっているのかな?
ここまで分かればあとは繋げるだけです。
ギボシを繋げて…
接続部分は熱収縮チューブで保護してみました。
ビニールテープでぐるぐるしてもいいですが、作業効率がちょっとだけ上がります。
続きは準備2へ~