う~ん…困ったなぁ…。
ボンネットが開きません。。。
Z4のボンネットは3ヶ所のフックで固定されています。
普通の車は真ん中だけですが、Z4はロングノーズでボンネットが大きいので3ヶ所留めなんですね。
んで、このうちの右側(向かって左)のフックが解除できません。
何らかの原因でキャッチが開かなくなっています。
この状態でかれこれ1ヶ月経ちます。。。
ボンネットが開かないって結構重大ですね。
整備も何もできませんから。
開かなくなって初めて分かったエンジンルームの大切さでございます。
ボンネットが開かないときの対処方法
ディーラーに持っていけば解決するでしょうが、出来るだけ自分でやってみます。
しかしググってもなかなか情報が出てきませんね。
マイナー車種のZ4ゆえの悩みです。
まずは一般的な解決方法を試してみましょう。
1 ボンネットオープナーを引っ張りながらボンネットを上げる
二人一組で作業します。
一人がボンネットオープナーを引いた状態をキープ。
もう一人がボンネットのわずかな隙間に手を入れて持ち上げます。
しかし全然ダメ。
そもそもフックが解除されてないんだから持ち上げても無駄ですよね。
2 ボンネットオープナーを引っ張りながらフック周辺を叩く
これは整備士の友達に教えてもらいました。
ボンネットオープナーを引っ張りながらフック(キャッチ)周辺のボンネットを叩くと何かの弾みで開くそうです。
これも二人一組で行いましょう。
これもダメでした。
1分×3セットでボンネットをガンガン叩きましたが反応なし。
これ以上ボンネットを叩くのも精神衛生上よろしくありません。
3 ボンネットオープナーのワイヤーを思いっきり引っ張る
「BMW ボンネット 開かない」でググったらヒットしました。
とにかくワイヤーを思いっきり引っ張ればいいらしい。
ということでボンネットオープナーのワイヤーにアクセスします。
パネルの取り外し方はこちらの記事をご覧ください。
プラスドライバーでネジを3つ外します。
(これを外さなくてもワイヤーは分離できるかも)
先端部分を横にずらすとワイヤーだけになります。
あとはワイヤーを思いっきり引っ張るだけ。
(黒いチューブじゃなくてワイヤーを引っ張ること)
しかしこれもダメでした…。
残された手段は「アレ」しかないな。
4 タイヤハウスからボンネットキャッチにアクセスする
最終手段です。
これで無理ならディーラーに行きます。
最終手段にした理由はジャッキアップが面倒だからですw
タイヤハウスからアクセスできればラッキーですがもしかしたらできないかもしれません。
とにかくやってみましょう。
ジャッキアップの方法はこちらから。
上のカバーがヘッドライト、下のカバーがフォグライトに通じています。
今回開くのはヘッドライトカバー。
頼む!キャッチよ見えてくれ!
あったーーーー!!!!
ボンネットフックキャッチ発見!!
キャッチを指で動かすと…
「ガコン」という音が!!
はい。こんにちは。
一ヶ月ぶりのボンネットオープンでございます。
いやいやいや。あっさりと開きました。
よかったーーー。
最初からこうすれば良かった(^.^;
「急がば回れ」ですね。
Z4は人生の教訓を教えてくれるのですw
ということで、どうしてもボンネットが開かない時はタイヤハウスからアクセスしてみてください。
ボンネットが開かない原因と対策は?
原因はココです。
ワイヤーとキャッチの接合部分。
ここが外れて(外れかけて?)いたので、引っ張ったり叩いたりしても開かないわけです。
まさに無駄骨。Z4に余計なダメージを与えてしまった(泣)
外れた原因は分かりませんが、きっと長年の振動でちょっとずつズレていったのでしょう。
最初はコレが原因かな…と思っていました。
ボンネットが開かなくなる2~3週間前にシリコングリースメントを可動部に塗ったので。
ちょっと粘度が高すぎたかな?みたいな。
結果的には関係なかったんですけど、整備士の友達が「キャッチ部分は5-56」と言うので…
パーツクリーナーで除去して、5-56をたっぷりと吹きかけました。
これでしばらくは大丈夫でしょう!
定期的に吹きかけるといいみたいです。
ちなみにグリルを外せば
中央のキャッチにアクセスできます。