さて、前回の続きです。
外せる部品は全て外して残りはレザー部分のみ…ですが。
これを外すってかなり大変っぽいです。
これでもか!という感じでドアパネルと接着されています。
https://zroadster.org/threads/bmw-z4-removing-leather-panels-from-door-cards.18516/
イギリスのGazHydeさんがレザー部分の取り外し→塗装のすごく分かりやすい記事を書いていました。
ちなみにZ4関連の記事は海外サイトの方が情報量豊富です。
ワールドワイドな車ですし趣味性が高いのでマニアックな記事がたくさん見つかって面白いです。
でもこれを見ちゃうとやっぱり大変そうですね。
「総当たりで地道に分離させたよ!大変だったよHAHAHA!」って感じの内容だったので。。
いろいろ考えた結果却下…。
マスキングに作戦変更!
Z4ドアパネルのマスキング
マスキングテープはサイズ違いを準備したほうが作業しやすいです。
基本は幅広テープを使って細かい場所を細いテープで補う感じ。
最初はとにかくガンガン貼っていって…
レザーとの際(きわ)の部分は慎重に…
精密ドライバー(マイナス)が隙間の貼り付けに大活躍でした。
マスキングは地味で面倒ですけど仕上がりに差が出るので手は抜けません。
曲線部分は難しい…
終わり!
大体30分くらいでした。
染めQでドアパネルのレザー部分を塗装
微妙な色合いが分かりやすいので塗装は晴れた日をオススメします。
使うのは染めQのホワイトとベースコート。
と、シリコンオフです。
手始めに油分を除去するためシリコンオフを塗装面に吹き付けます。
揮発性が高いのですぐに乾きます。
まずはベースコートから…
一気に塗ろうとしないで「薄く塗る→乾かす」を5セットくらい繰り返します。
ベースコートの役割はその名の通り「ベースを作ること」
黒に白を塗るより白に白を塗る方が白が際立つという原理です。
でも今考えるとベースコートは必要なかったかな?と思います。
ボディの塗装と違ってインテリアのドアパネルなので、多少白が暗くても問題ないですもんね。
塗り重ねていくと黒がどんどん消えていきます。
ベースコートが終わったら次は本塗り。
ホワイトを吹き付けていきます。
塗り方はベースコートと同じで薄く塗り重ねていく感じで。
焦って厚塗すると失敗するのでとにかく時間を掛けてじっくりと塗りましょう。
完成!
初めての染めQでしたが…すごいですね!
綺麗に染まっています。(正確に言うと染めるじゃなくて塗装ですね)
どういう原理かは分かりませんがレザー(革)をここまで綺麗に塗れるってすごいです。
車だけじゃなくて色んな用途に使えそう。
使用量はドアパネル片側でベースコート半分、ホワイト1本でした。
ちょっと燃費が悪いですね。
うむ!
イメージ通りの完成図!
いい感じでございます!