Fitbitの最上位機種、Fitbit senseをレビューします。
結論から言うと、性能は高いのですが操作性が悪すぎるのでオススメしません。Fitbit senseの購入を考えている方には全力で「やめとけ」と言います。
理由は以下のとおり。
Fitbit senseは操作性が悪すぎる
Fitbit senseは基本性能は高いのですが操作性が悪すぎます。
「見たい項目がすぐに見れない。」「やりたいことがすぐできない。」「動きが遅い。」
全てにわたってこんな感じなので使っていてイライラします。せっかく多機能なのにその機能を使う気すら起こさせません。
操作性が悪すぎる理由について細かく説明します。
Fitbit senseはユーザーインターフェースがダメ
Fitbit senseはユーザーインターフェースがダメすぎます。
こっちにスワイプしたらツール系、こっちにスワイプしたら機能系みたいな分かりやすいメニューじゃないのです。
なので初見だともちろんのこと、ある程度操作に慣れてからも「あれ?あの機能はどこにあったっけ?」と迷うこともしばしば。
ただしボタンショートカットがカスタムできるので設定次第ではどうにかなるかも。デフォルトは絶望的です。
細かいところを言うと、この表示はあと2文字の「ます」くらい入れてほしいですよね。
日本語の翻訳が微妙なところやローカライズの甘さ、アイコンの古臭さと相まって10年くらい前のスマホみたいな感じです。
Fitbit senseは動きがもっさりしている
Fitbit senseは動きがもっさりしています。もっと言うと動きが遅いです。
メニューをタップしてから機能が表示されるのに0.5秒くらいのタイムラグがあります。今時一万円以下のスマホでもこんなに動作は遅くありません。
Fitbit senseはホームボタンの感度が悪い
Fitbit senseのホームボタンは左側に設置されていてタッチセンサー式になっています。
このボタンの感度が恐ろしく悪くてタッチしているのになかなか反応してくれません。使用頻度が高いホームボタンの反応が悪いのはかなり致命的です。
そのくせ誤作動の時はきっちり反応するという。
例えば手を付いたときにホームボタンが腕にくっついて誤作動を引き起こします。気が付いたらこの画面になっていることもしばしば。
タッチセンサーじゃなく物理ボタンにして右側に設置した方が使いやすいと思います。
Fitbit senseの細かい不満点
Fitbit senseの歩数、移動距離、消費カロリーは多めに計測されます。
具体的には2倍ほどの誤差があります。この日の歩数は5,000キロほどだったのに超過剰算出されています。フィットネストラッカーとしては正確性に欠くかと思います。
Fitbit senseは頻繁にスマホ(アプリ)との同期が切れます。
二言目には「同期しろ。同期しろ。」と言ってくるのでうっとおしいかも。いちいちアプリを開いて同期させるのが面倒です。
Fitbit senseは高機能かつ多機能
つらつらと不満点を並べてきましたがもちろんいいところもあります。
Fitbitシリーズの最高機種だけあって高機能かつ多機能なのです。
- ワークアウト対応
- GPS搭載
- 睡眠ログ取得
- 心拍数取得
- 皮膚温度検知
- 通話機能、通知表示
- Amazonアレクサ対応(Googleアシスタントは今後対応予定)
- Spotify対応
おおよそスマートウォッチに求められる機能は搭載しています。
睡眠ログなどはよく取れているので朝起きて確認するのが楽しみです。
入眠時間と起床時間はかなり正確で、夜中に目が覚めたことも正確に記録しています。
Fitbit senseは「買い」?
Fitbit senseは色々な機能が付いていて面白いスマートウォッチですが、いかんせん操作性が悪すぎて長所を全て潰されている感じがします。
30,000円超のスマートウォッチにしてはお粗末すぎるのでFitbit senseはオススメしません。
他にもいいスマートウォッチはたくさんあるのでそちらを買った方が幸せになれると思います。
ただしFitbit自体はGoogle社の傘下に収まったことによる今後のGoogleとの連携に期待が持てます。
FitbitがYoutubeMusicとかGoogleマップに対応してくれたら面白いスマートウォッチになると思います。
かなり厳しいレビューになりましたが期待を込めてということにしときます!
※ 記事中の画像の一部はFitbit公式サイトから引用しています。