fitbitのフィットネストラッカー、fit bit inspire 2をレビューします。
結論から言うと、この性能で21,470円はどう考えても高すぎます。これを買うくらいなら4,000円でMiスマートバンドを買った方が絶対に幸せになれるでしょう。
理由は以下のとおり
fitbit inspire 2は21,470円
fitbit inspire 2は歩数、消費カロリー、心拍数、ワークアウトの計測ができる一般的なフィットネストラッカー(スマートバンド)ですが、これくらいの機能でしたら5,000円以下がメインの価格帯です。
それなのに21,470円。かといって他の製品よりも突出した部分があるわけではありません。むしろ画面表示や操作性など劣っている部分が多いのに。
発売にあたってライバル製品の調査をしているのか疑いたくなるレベルの強気の値段設定です。
fitbit inspire 2はディスプレイがしょぼすぎる
fitbit inspire 2のディスプレイは今時珍しいモノクロです。
面積も小さいので本当に必要最小限という感じ。
よく言えばシンプル、悪く言えばしょぼい。
一応文字盤は変えられますが…変えたいと思いますか?
ちなみにこのディスプレイはいかにも消費電力が低そうですが、バッテリー持ちはライバル製品と同じくらいの約10日間です。
これだけシンプルなディスプレイだからせめて30日間とかのバッテリー持ちにしてほしかった。
fitbit inspire 2は操作性が悪い
fitbit inspire 2の画面を表示させたり、ホーム画面に戻ったり、メニューを開くときにはサイドのタッチセンサーを摘まむような形になります。
これが恐ろしく操作性が悪い。素直に画面タッチでいいような気がするのですが。
手首に装着した状態だとなおさら操作しにくいです。
さらに画面が小さいのでスワイプするのが地味にストレス。
ローカライズの甘さも所々見られます。英語表記のままだったり日本語が途切れていたり。
これ発売前に最終チェックしていないでしょというレベル。
ちなみにアプリの方も不自然な翻訳や英文そのままが残っていたりします。
fitbitアプリは使いやすい
fitbit inspire 2の対応アプリ、Fitbitアプリは普通に使いやすいです。
ちょっとごちゃごちゃしているのとサブスクへの誘導画面がうっとおしいですが、それを除けば分かりやすくてログも見やすいアプリです。
fitbit inspire 2はTileに対応
fitbit inspire 2はこの手のデバイスには珍しく「Tile」に対応しています。
Tileは、Bluetoothの届く範囲だったらスマホを使ってfitbit inspire 2をバイブ操作でき、Bluetooth圏外だったら最後に接続した大まかな場所を表示してくれます。
フィットネストラッカー側からスマホを探す機能は多いですが、逆のパターンは珍しいです。
スマホよりもサイズの小さいフィットネストラッカーの方が失くす確率は高いと思うので実用的な機能ですね。
fitbit inspire 2は「買い」?
これはちょっとやめといた方がいいと思います。
例えばfitbit inspire 2をすべての面で上回っているHUAWEI Band 6が3分の1のお値段で変えちゃいますからね。
fitbit inspire 2の適正価格は4,000円前後だと思います。どう考えても21,470円は高すぎる。
あえて言うなら、余計な機能はいらないシンプルな物を求めている人にはアリかもしれませんが…オススメはしませんねぇ。
ただ、FitbitはGoogle傘下になったことで今後のGoogleアプリとの連携が楽しみではあります。Fitbit inspire 2はダメダメでしたが今後のFitbit製品に期待を込めてレビューを終わります。
※ 一部画像をFitbit公式サイトから引用しています。