ルンバシリーズで一番安いルンバe5をレビューします。
結論から言うと、ワンルームなら買い。一軒家なら絶対に止めた方がいいでしょう。
ルンバe5はルンバシリーズの廉価版
ルンバe5はルンバシリーズの廉価版です。
最上位のルンバj7+128,000円に対しルンバe5は39,800円。
3分の1以下という圧倒的低価格でお求めやすいルンバと言えます。
当然、j7に比べると機能は削りまくっているのですが、正直なところ削られまくった機能でもワンルームなら必要十分だと思います。
ルンバe5の掃除力は上位モデルと変わらない
ルンバe5の掃除する力は上位機種と変わりません。
いや厳密に言うと違うのでしょうけど、普通にゴミを吸い取ってくれます。
段差を乗り越える能力も同じだし、回転するブラシで効率的にゴミをかき集めてくれます。
つまり「単純にゴミを集める能力」なら最廉価のルンバe5で十分なのです。
なので、ワンルームもしくはツールームくらいならルンバe5で事足ります。
ルンバe5を一軒家にオススメしない理由
ルンバe5を一軒家にオススメしない理由をご紹介します。
ここからがこの記事のメインでもあります。
ルンバe5のルートは非効率的
ルンバe5の動きはもうめちゃくちゃです。
これはやや誇張した書き方ですが、実際にこんな感じです。
理路整然とした動きのルンバj7とはまさに雲泥の差…!
ワンルームならいいんですよ。こんなランダムな動きでも結果的にすべてのスペースを掃除してくれます。
しかし部屋数が増えて稼働エリアが増えるともうダメ!
一回の掃除ですべてのエリアをカバーできず、必然的に二回目、三回目に突入してしまいます。
その過程で同じ場所を何回も掃除することになるので完全に電気の無駄遣い。
在宅中だとずっとルンバが動いていることになるので鬱陶しいことこの上ありません。
ルンバe5はホームベースに戻ってくれない
これは部屋の数や形状、ホームベースまでの距離にもよることを前提とします。
我が家の場合は、2回に1回の確率でルンバe5がホームベースに戻ってくることはありません。
大体どこかで(電池切れで)力尽きています。
その度にホームベースまで運んであげるのですが「ルンバj7はこんなこと一度も無かったのになぁ」としみじみと思うのです。
ルンバe5は壁に当たる
ルンバj7はマッピング機能で部屋の形状を把握していたので壁にぶつかる時は「こつん」という感じです。
一方ルンバe5はマッピング機能なんて立派なものはありません。
とにかくまっすぐ進んで壁にぶつかったら方向転換。そのまま進んで壁にぶつかって方向転換。という単純戦法です。
なので「ガシャン!」となかなかの勢いで壁に突入するので冷や冷やします。
ただし、ルンバe5の全部にはバンパーが備わっているので壁に傷がつくことはなかったです。
とはいえ精神衛生上よろしくありません。
まとめ
はっきり言ってルンバj7が高機能すぎるので、ルンバe5のような必要最低限の機能でもいいと言えばいいような気もします。
しかしルンバj7の便利さを知ってしまった以上、今更ルンバe5には戻れません。
ルンバj7はめちゃくちゃ効果ですが長い目で見れば元は取れると思います。
しかしワンルームならルンバe5で十分で、ルンバj7はオーバースペックです。
※ 記事内の一部画像をirobot公式サイトから引用しています。