ステアリング&エアバックユニットの取り外し方はこちらの記事をご覧ください。
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ステアリングコラムを取り外すには、ステアリングコラムスピンドルを外す必要があります。
赤丸の先がスピンドルに繋がっていてちょうど室内とエンジンルームの境目になっている部分です。
ステアリングスピンドルの取り外し方法

Bはエンジンルームの上側から外せますが、Aは下からじゃないとアクセスできません。
というわけでジャッキアップをします。
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アンダーパネルを外すのが地味に面倒です。

Aのトルクスボルト。
このような形になっているのは簡単に外せないようにするため。
ここが外れるとステアリング操作が出来なくなって非常に危険なのです。
ちなみにサイズはA、BどちらもE10です。
SK11さんの工具はよく使っているんですが、めちゃくちゃ安いくせに品質は全く問題ありません。
プロの整備士は絶対に使わないでしょうけど、私みたいにたまにしか整備しない素人には最適だと思います。

エンジンルーム上側からみたB。(既にボルトは外しています。)
エンジンルームの左奥付近です。

かなり奥まった位置なので工具を入れスペースはほぼありません。
そこで、エクステンションバーを連結させてボルトまでアクセスします。
先端は首振りにして角度を付けます。

スピンドルが外れました。
ボルトを抜いてから横にずらすようにすれば外れます。
A→Bの順が作業しやすいと思います。
ステアリングコラムの取り外し方法

シートを外さなくても作業はできますが、かなり体勢がきついので可能な限り外したほうがいいと思います。
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ステアリングコラム下のこの部分をカットします。
何かの冗談かと思いましたがマジでした。
こういうのって外す時のことを考えて設計しているんでしょうけど…
まぁ確かに、ステアリングコラムって頻繁に外す場所ではありませんが。
謎は深まるばかりです。

専用の工具は持っていないので剪定用のノコギリで代用しました。
意外とすんなり切断できたのでオススメです。

ライトスイッチユニットを外します。
ここを外す理由は、ライトスイッチユニットに繋がるコードがステアリングコラムを外す時に干渉してしまうからです。

クリップリムーバーでアルミパネルを外します。
※アルミパネルは傷が付きやすいので慎重に!

赤丸の2か所がツメなので外す時の参考にしてください。
ライトスイッチユニットはプラスネジ(青丸)2か所で固定されています。

ライトスイッチユニットのコネクタを外すのがかなり大変です。
白いレバーをこの状態から

手前に倒してこの状態にすればロックが解除されます。
が!スペースが狭いのでかなり苦労します。
とにかくレバーを手前に倒せればOKなので、色んな角度で手(指)を突っ込んで試してみてください。

ライトスイッチユニット。
奥行きがあって意外とデカいです。

ここから先はステアリングコラムからコネクタ類を外していく作業です。
キーシリンダー裏のコネクタ。
小さいので外しにくいです。

イグニッションスイッチはレバーを上げて外します。

キーシリンダー裏の謎のスイッチ。
13mmでした。

ステアリングセンサーのコネクタ。

束になったコードが固定されているので外します。

ここも同じような感じで固定されています。

その他、何カ所かタイラップで固定されている箇所があります。
ライトスイッチユニットのコードにも2か所ほどあります。
ニッパーで切断しましょう。

前方に13mmのボルト4本。

後方にも13mmのボルト4本。
これを外せばステアリングコラムはフリーになります。
ステアリングコラムはかなり重いので落下に注意しながら作業を進めることになります。
配線類が引っかかると断線やコネクタ抜けの可能性があるので、あらかじめ除けておきましょう。

見た目のとおり大きくて重いので車内から取り出すのは苦労すると思います。
仰向けで作業するので頭上に落下しないように細心の注意を払ってください。
赤丸の部分にコネクタが2本刺さっているのですが、ボルトを外してからの方が外しやすいと思います。
くれぐれも外し忘れには気を付けましょう。
外すのも大変でしたが取り付けはもっと大変でした。
とにかく重い!