いや~。
やっちゃいました。スマホの画面をバッキバキに割ってしまいました。
「バキバキ」じゃなくて「バッキバキ」というのがポイントですね。遠目から見てもそのダメージの深さが分かります。
いや。これはひどい。
保護フィルムのおかげでガラスの飛散は防いでいますが、かなり細かく砕けているのが分かります。
1メートルほどの高さからコンクリートに打ち付けられましたからね。
こうなるのも必然ですかね。
いや~。今までスマホを何回も落としたことあったんですけど、液晶画面が割れたのは初めてですね。
もしかしたら今までは運が良かっただけなのかもしれません。
こうもあっさり割れちゃうとはちょっとびっくりでした。
やはり形あるものはいつかは壊れる運命なんですよ。諸行無常の響きあり。
ちなみにこんなにバッキバキなのにタッチパネルは生きています。
一体どんな仕組みになっているんでしょうか?最新の技術はすごいですね。
普段使いには問題ないですが見た目があまりにもアレなので交換することにします。
スマホの液晶画面交換の必要性は?
スマホの液晶画面交換はけっこう需要があるらしく、街中の実店舗もちらほら見かけますよね。
ネットで受け付けてくれるショップもあります。
修理代金はだいたい同じような感じで、約10,000円くらいが相場。
う~ん…
1万かぁ~。。。。。。
実はこのスマホ、8,000円で買ったんですよね。
8,000円で買ったスマホを10,000円かけて修理するのってどうなの?ってところですね。
微妙、、、というか明らかに間違っているような気がします。
これが10万円くらいするiPhoneとかなら話が別ですけど。
そもそも1万円あれば新品の格安スマホが買えちゃうというね。
ちなみに新しいスマホは既に購入済みなので特に困ってもいません。
だがしかし!
壊れたからすぐポイっ!てどうなのよ?
世界に誇る日本のMOTTAINAI精神に反していますよね。きちんと直せばWi-Fi環境で運用できるし、メインのスマホが万が一壊れた時の代替機になってくれます。
何よりこのブログのネタになります!
ということでDIYで液晶パネルを交換することにしました。
でもね。結果的に成功はしたんですけどあまりオススメできませんね。
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スマホは精密機械なので素人が下手に触ると壊れる可能性があります。もちろん保証の対象外になる場合が多いです。
もちろん修理費を安く抑えるメリットがありますがリスクの方があまりにも大きいです。
「万が一壊れてもいいから自分で直したい。」という人以外はやめといたほうがいいです。
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スマホの液晶画面をDIYで交換してみる
準備したものはこれだけです。
交換用の液晶パネルと交換用の工具も付いてきました。
メジャーな機種であればAmazonで取り扱いしているので調べてみてください。
それではオペを始めます。
液晶画面と本体は両面テープで接着されているのでそれを剥がしていく作業になります。
あらかじめドライヤーで温めれば剥がれやすくなるので軽く温風をあててもいいかもしれません。
電子機器に熱は良くないよな…と思い私はあてなかったですが何とか剥がれました。
ちょうどガラスが欠けていた部分があったのでそこから攻めてみました。
隙間ができたら工具を素早く突っ込みましょう。
あとは地道に一周じりじりと剥がしていくだけです。
焦らずにゆっくりと作業することがコツです。
最初に隙間を作って工具を突っ込むところがちょっと難しいかもしれません。
まぁ液晶画面の部分はどうせ新品に交換するので少々荒っぽくしても大丈夫です。
本体側を傷つけないように気を付ければOK。
意外と大変でしたがなんとか外れました。
上下の部分の接着面が広いことがわかりますね。サイドはそうでもないので剥がしやすいのです。
さて、このまま液晶画面を交換したいところですが、コードが本体にくっついています。
そして、このコードを外すには裏面のパネルも外さないといけません。。。
…面倒くさいけど仕方ありませんね。
付属の吸盤?で引っ張ってみましたがこんなもんで外れれば苦労しません。
裏面はガラス素材なので割られないように細心の注意を払わないと悲劇が起きます。
しかし、最初の一撃。隙間に工具を突っ込むのが大変でした。
表(液晶画面)はガラスの欠けた個所をきっかけにできましたが、裏面はキレイなものです。まるで雪の降った朝の景色のようです。
ふぅ…。
なんやかんやで成功です。ここまでできればこっちのもの。
しかし、無傷というわけにはいかず、ためらい傷がいくつかできちゃいました。
パカッと。
表(液晶画面)よりも接着面積が狭いので結構かんたんに剥がれます。
バッテリーコードを外す前に金属プレートを外します。
プラスネジ2本を付属の精密ドライバーで外します。
すごく小さな部品なので無くさないように注意しましょう。
バッテリーコードのコネクターはテコの原理でクイッとすると簡単に外れます。
なお、コネクタ部分は非常に繊細なので金属製じゃなくてプラスチック製の工具を使ったほうがいいです。
バッテリーはかなり強力な両面テープで本体に固定されています。
ここが一番の難関でした。
なかなか剥がれない…。
しかもバッテリー本体が粘土みたいに柔らかいので力がうまく伝わりません。
バッテリーって一般的に堅いものだと思ってたけど、柔らかいタイプもあるんですかね???
もしくはこのタイプってケースに収納されていないタイプ?
上手く剥がれないのでグイグイ工具を突っ込んでいきます。
やっと外れた…。
んん?????
ノーーーーーーーー!!!!!!!
破けとる!!!!!!
うわ~・・・・・・・・。
やっちまいました…。
私のDIYスタイルの「時には繊細に。時には大胆に。」の大胆の方が悪い方向にいっちゃいましたwww
中身の白い物体。これってリチウムイオン電池の本体??
あ~あ…。素人目にも「このまま使ったらダメなやつやん」感は分かります。
発熱したとか発火したとかニュースでよく聞きますもんね。
仕方ないのでバッテリーも追加注文しました。
このままでも使えなくはないでしょうけど、わずかなお金をケチって火事にでもなったら最悪ですからね。
DIYでもケチるところとケチらないところはしっかりと見極めなければなりません。
安全をお金で買えるなら安いものです。
手前の黒いケーブルが液晶画面から出ているケーブルです。
ここにも金属のプレートで蓋がしてあるのでネジを一つ外します。
取れました。
ちなみに左の金色のケーブルは背面にある指紋センサーのものです。
これで完全に分離できましたね。
液晶画面を外したいだけなのにバックパネルまで外さないといけないのはちょっと面倒です。
あとは逆の手順で組み直すだけですが、バッテリーが届いてないのでしばらく保留です。
~10日後バッテリーが届きました。~
ebayで購入するとちょっとだけ安かったですが、トラブルや到着までの日数を考えるとAmazonの方が無難だと思います。
それにしても、またまた工具が同梱されていました。
こんなに必要ないのになぁ(^-^;
新旧比較。
古いほうが若干膨張しているのが分かります。
バッテリーは劣化するとこうなります。結果的に新しいバッテリーに交換できたから良しとしましょう。
あとは逆の手順で組み直すだけですが、両面テープの強度が心配だったので補強しました。
文房具用の両面テープですが問題なく付きます。
熱には弱いかも。
裏ブタを閉じて完成です。
開くときに傷がたくさん付いちゃいましたが、気になるほどではありません。
メインのスマホじゃないので問題なし!
点灯式。
お~~!完全復活です。
液晶の照度も解像度もそっくりそのまま。
タッチパネルも問題なし。
バッテリーもリフレッシュできたのでまだまだ使えそうです!
しかし、結果的には5,000円ほどの費用が掛かってしまいました。
8,000円のスマホを5,000円かけて修理…。
なんだか微妙な結果ですが、スマホを1台ゲットできたと思えば儲けもんですね。
バッテリーをキレイに外せればもっと安くなりますよ。
レッツチャレンジ!